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2009/06/04(木)
逃走を闘争色に塗装する
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写真はデザフェス。 音楽もとても沢山、生で聞ける。
いじめられっ子やぐれた子供に、共通する言動がある。
自分が加われない社会と常識を否定する為に、その社会と常識、そこに加わる人達を卑下しようとする。
自分の価値が不当に低く見られているという不満があるから、他者の価値を更に低く見ようと侮蔑する。
自分自身の非を認めることは出来ないから「敵」が必要で、戦っていること自体が力だから自分は弱くないと思いたがる。
周囲から認められたいと願うから、他者に対しても「認めてやる側」に回りたがる。
人を動揺させ打ち負かしてしまいたいと思っているから、自分の動揺は外に出さない。
誰でも思春期・青年期には多少なりとも陥り易い。 厨二病だってこれらを含む。 大抵は、大人になって自分の将来が見えれば消えていく。 人に認めてもらうことは嬉しいだけのことだと知る。 戦うよりも戦わないことの方が難しいと分かってくる。 本当に演技が上手ければ表情を無くす必要なんて無いと知る。 けれど、これらはどうしてあるんだろうな。 生物的に?社会的に?必要としているのは体か脳か社会性か?
何にしろ、自分が幸福だと知ることの出来る年齢まで生きていられたことを幸福に思う。 この暗くて湿った青春の時代に、愚かなことをしなくて良かった。
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