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2009/04/21(火)
執着
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私は日本と言う国を、実家を愛する様に愛しています。 不満も憎しみも有るけれど、感謝しているし尊敬している。 大切に思っているしここにいたい。 だから鳩の人をどうにかしてくれと思っても、当然ではないかな。
好きな人と一緒にいるのは嫌だ。 恋愛をするのも嫌だ。
怖いというより、面倒に近い。 嫌いな物を食べるのが嫌。 嫌いな色の服を着るのが嫌。 そういう類の厭う気持ち。
好きな人と一緒にいると、嫌いになってしまいそう。 恋愛すると、恋愛に飽きてしまいそう。
そういう、自分のヒトとして駄目な部分を付きつけられるのってうざったい。 お前は所詮動物ですよと宣告されるようで腹が立つ。 動物で良いんですよと肯定してくれる社会じゃない場所で長い時間かけて育った。 社会が間違ってるだなんて恥ずかしいことは言わない。 でも今から適合していく気は少しも無い。
好きな人とは離れていたい。 自己中心で自分勝手で独占的な、完全孤立、スタンドアローン。 最高の自己満足を齎すものを、恋愛という名前で呼ぶ。
そんな駄目人間にとって、惰性と愛着で親しめる観念への愛は大切です。 家族とか国家とか土地とか理論とか。 決して‘交流’しないから、ずっと楽に一方的に好きでいられる。 なんて便利。
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