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2009/04/17(金)
歪曲
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「好きなキャラの二次創作を読んだりするじゃない?」 「うん」 「こう、鬱になるほど酷い目にあってるのを読んじゃったりもするんだ」 「あるね」 「それは後悔する。でも、しばらく経つとなんか捻れた意味で前よりそのキャラが好きになるようなんだ」 「ああ…」 「痛気持ち良い、みたいな。Sかなこれは?」
それはもはや学術的な意味でのサディズムです。 御愁傷様としか言いようがない。 マゾヒストは肉体的だと厄介だけど、精神的だと割と幸福に生きていけると思う。 サディストはどう生きていても我慢が必要になるんじゃないかな。 忍耐は誰にでも必要だし、大抵は強いられるものだけど。 繁殖の欲望が破滅に繋がるのって一体どういう気分なんだろう。
ちなみに鬱になるようなの、というのは死にネタ・拷問・囚われ系。 女の子が書くと描写が耽美だったりする分、余計にグロく感じる。 進んでしまうと性描写が抜けて、単純に暗く痛い話だけ残ったり。 既存のキャラを使ってエロサイトを作って、その上でそういう話を書く。 彼女達の生き様が気になる。 自分達のことをどう感じているんだろうなとか。 実際の性行為に付いてひどくドライに割り切っていそうだとか。
誰かの書いた二次創作を見る時、その知らない誰かも絶対透ける。 それが面白いのだろうし魅力的なのだろうし、或いはグロテスクなんだろうな。
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