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2009/03/08(日) 血縁
自分の兄弟姉妹というのは、少し不思議。

近い親戚でも遠くにいれば、情は薄くなる。
長く一緒にいれば、他人だって配偶者になるかもしれない。
親は親で、絶対的な存在であった時間は幾つになっても自分の中から消えない。
兄弟姉妹は、不思議。
親よりは友達に近いのに、友達よりは確かに自分に近い場所に生きている。

この歳になって、また一段と不思議に感じる。
同じ場所で長い時間を暮らしてきた存在。
情報の共有が多い人間。
幼い頃に一緒にいたというのは、予想外にも大きな事実で。
影響力も大きい。
得るものも大きければ、憎しみを感じることも他人よりは多いはず。

血縁と言うのは、結局時間の結果で生じる愛着なのだと思っていた。
でも、繁殖という機能が間近になってみて少し変わった。
自分は人生の最後まで、子供を持つことがないかもしれない。
それを現実的に考えてみて初めて、血縁についても考えられたことがある。
自分に近い存在が、未来に繋がる可能性を思うのは、楽しい。
嬉しい。
姿かたち、生きてきた環境、親の教え、家族の悪習。
近似した遺伝情報が伝わって残るだろうことを思うのは、面白い。
兄弟姉妹がそれを託せる存在なのだと、本当に最近になって気付いた。

脳の奥からの、深い愛情と満足を感じる。
脳の浅い部分からの、薄い憎悪と無常を感じる。
 


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