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2009/03/15(日)
春入り
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久しぶりに都内へ出てうろうろとしました。 春物の並ぶ様子は色とりどりで華やかだし、若者は実に輝かしい。 一応には平和だし、人々もそう思って安心している。 路上の凍死体もなければ、食べ物をくれと縋る子供もいない。 こんな国で、愛国心の教育なんて必要なんだろうか。 まるで天国の様だと、多くの人が言ってくれる環境が簡単に目に出来るのに。 こんな国に生まれ育って、感謝しない方がおかしいだろう。 本でもテレビでも、自分がどんなに幸福かを押し付けがましいほど教えてくれる。 無論不満はあるけれど、自分が立派ではないから何も言えないな。 未熟未満。 真人間になりたいけれども、自分が真人間になったと思う様な人間にもなりたくない。 自信の付いた自分なんて嫌いだ。
何にせよ、春の空気は麗らかでした。 生命力が私にももっと欲しい。 もう少しまともに、目が覚めた時間を送りたい。
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