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2009/02/28(土)
別れの
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今日で二月が終わりだなんて。 二、三日の差でも、大きい。 タイムリミットに追われる日々です。
二月末本日にて、リンクさせて頂いていた「ドルチェ」様が閉鎖ないます。 「捨てられないと得られないものをこれから得るため」とのことで、門出をお祝い申し上げるべきでしょうか。 衿央様のイラストも世界も、とても好きでしたので残念です。
捨てなければならないものは多いです。 とても怖くて名残惜しくて、未だに手放せないのですが。 多分私は本当は、こうやってここにいない方がいいのだと。 家族も友達も離れたどこか遠い所へ行くのが、最良だと思うのです。 私みたいなものでも役立てる、本当に人手の足りない場所はきっと沢山ある。 例え何の意味の無い行為でも、力さえ込めれば自己満足でも満足は出来る。 その方がもっと清々しく全力で一生を全う出来る。 けれど、あまりにも居心地が良くて、言い訳も沢山有って。 言葉の壁とか、人間好きじゃないとか、体弱いとか。 そういう小さいことを口にして、進もうとはしないのです。 進んだ先にあるものが普通の死だと知っていても、それが怖い。 だから全部そのまま愛してしまうことで、葛藤も怒りも放棄しようとする。 同化で恐怖から逃れようとするなんて、なんて当たり前の行動。
今の時間はまるで止まった様で、少し苦しいけれど一番楽なのです。 泥の上に寝転んで、少しずつ暖かい中に埋もれていくようです。 どこかへ行くことがあるのか、それとも動けないのか、自分のことなのに分からない。 いつか死んで、泥の一部になるまで。
2月14日〜3月1日 「中川多理個展 Down Below −ダウン・ビロウ−」 http://home.t04.itscom.net/romankan/
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