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2009/02/10(火)
女性
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ネイティブアメリカンのOjibwa族の言葉で、 「女は永遠の存在である。男は女から生まれ、そして女へと帰っていく。」 というのがあるそうだ。 自分はただヒトの雌なだけであって女性とはあんまり言えない。 だからこそ本当に、女性と言うのは神秘だと思う。 生物の原型、生命の原点の、深く原始的な何かがあるのではないかな。 実に不思議。
調べて面白かったのは他にキルケゴールの 「女というものは自分の前を通った他の女が、自分に注目したかどうかを直感的に悟る術を心得ている。というのは、女が身を飾るのは、他の女たちのためだからである。」 これは本当に、確実に踏まえておくべき事実。 現実の男に興味が無くても化粧はする。 同性愛者でもペドフィリアでも可愛い服は着る。 自分の為、他の女性の為に着飾る方が気合いが入る人は多い。 見る側にしたって、女性の方がずっと厳しく細かく見ている。
時々、肌が見える様な服は女性が男性を意識して着るのだと決めつける人達がいる。 けれどそれは甘い。 だって、肌の面積にしか注目しないのは大半が男性。 女性の、しかも意識の高い人なら見える肌の面積、色のバランス、生地の質感、コーディネートにかける値段、他のアクセサリーとのバランスから年齢や場所との釣り合いまで全部一遍に、しかも一瞬で見ている。 推測でなく、実際に。 深くは相手がその服を着ている意図や、自分が見る間に相手が自分の何を確認したかまでをきっちり認識する。 あのサーチ能力は、特に持って生まれれば良かったと思っているもの。 私には、友達が髪を切ったことに気付く程度の注意力も無い。
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