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2009/10/25(日)
デザインフェスタ30
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今回も、大変楽しく過ごせました。
大勢の人が集まっていて、それでもとても感じの良い場所です。 通路にはみ出している人もうろうろ歩き回っている怪しいオブジェもいるのに、穏やかで良いです。 活気は有るのですが、でも全体の方向が一つではないので、熱狂という感じではなく。 それぞれが自分の好きなことをやっていて、それが容認されている感じがとても好きです。 もう毎回同じことしか書けなくなってきたので、あとはただの所感になりますが。
会場の外は雨と風で寒かったですが、中に入ると暑かったです。 また、東で他のイベントをやっていたのでレイヤーさんを見かけました。
アートとかデザインというのは、文化に必需のもので、それでも余裕が無いと行えない。 今、余裕を持つ人は昔に比べればとても多くなりました。 生活に含まれる余裕、表現、それが興味深いし魅力的です。
膨大な金額や時間をかける芸術もそれはそれで好きです。 でも、例えば服とか小物、日常生活で使う器具。 大量生産された物が高品質で安価になったけれど、それでは嫌だと思って欲しい。 そういう人が好きです。 デコやらカスタマイズやらにとても可能性を感じます。 個人という単位の、何かもっと儚さを味わってから死にたい。 これだけ情報が豊かになって、それでも寿命の限界はある。 生きている時間が伸びても、若い時間は伸びない。 たった数十年の人生、もっと好きな物ばかりに囲まれて生活したい。 それを作る所までいけたら、さらに幸せだなと思います。 食べ物や家は無理でも、せめて小物ぐらい。 そこにデザインというものの、何か初期点を感じます。
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