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2009/10/15(木) 模写と創作
ガラージュがヤフオクで5万まで上がっていました。
とても買えません。

デフォルメというのは、色々深いものらしいです。
例えば何を切り捨てるか、何を残すか、際立たせるか。
それは私には、よく分からないことですが。

二次創作の延長から絵に入って、アートへ流れる人がいるのが興味深いです。
誰でも子供の頃には、何かを描いていて。
でも、描き続ける動機というのは実はそうそう転がっていないもので。
一部の人は、キャラに対する好意とか萌えとか、そういう感情を乗せる方法に絵を選ぶ。
既存のキャラに、自分の好きなシチュエーションやポーズや表情をさせて遊ぶ。
その行為が続いて、いつか絵自体が固有な柄を帯びていく。
面白いです。
元々描き始めは人のキャラクターで、絵柄も人の真似から始めて。
同人誌作ったり友達と交流したりする上で、混色が起きて。
ベースが途絶えて、絵そのものに表現したい内容が乗ることになる。
そうしたらそれはもう、個人の創作になっていて。
この過程が、とても興味深いくてもっと見たくなります。

学生時代に文化部だったので、模写というもので起きる問題を色々で見ました。
他者を真似ること、或いは似てしまうこと、利用することで生じる感情。
似通うということの判断の難しさ。
また、同人誌の作成や販売に付いて起きる問題はイベントの場でも作成の場でも見ることが出来ました。
商業と創作と、個人と多数の間の曖昧な部分、責められる部分。

実際、人間の個々の差というのは微々たるものだと思うのです。
同じテーマで書かれた本も絵も音楽も無数に有る。
それでも私達は、自分を確固たる一つのものとして認識している。
でも、同じ文化の上に育ち、沢山の情報や不安を共有している。
共通するキャラクターや作品に対する思い入れだって、バラバラで、でも共通はする。
マイノリティとマジョリティは絶対に生じる。
その中で、共有し、個別しなければいけないというのはこの時代、高度なバランス制御を求められることですよね。
同じ物を‘使用’している二次創作。
でも、個別の思い入れがあるからこそ共有出来る個々の作品。
共通出来るものを利用して他者に自分の個を表現すると言う方法。
難解で、緻密で、不思議なシステムです。

何か、そこには今まだよく分からないけど、もっと面白い考え深いものがありそうだなと感じます。
もっと関わっていったら、学べることがあるんじゃないかと。
 


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