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2008/08/30(土)
種
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今年はそれぞれ、身辺の整理にかけることになりそうだ。 身の回りを片付けて、場所を開けて、勢いを得たい。 捨てなければ持てないということを、そろそろ私達も忘れないようにしなければ。
前日の日記の内容を、本人から言われたことがある。 植物に例えて、私が持っているのは毒草の種だと言われた。 種をそのまま持ち続けるか、或いは種のまま食むか。 けれど毒草が見たいから、出来れば破滅してほしいと。 そんな希望に笑ったけれど、埋めるならば自分で選択したいとは思うようになった。 手から零れた種のせいで毒死するのは、何とも間抜けに感じるから。
例え馴染んだ友達でも、綺麗な物を見る為なら死んでほしいと思ってしまう。 そういう彼女の業を好ましく思うのだって、愛には違いないと考えるのだけど。 彼女に言わせるならばこの気持ちは未だ種なのだろうな、と。 どうせ咲くならば、彼女が見とれるぐらいに毒草として繁りたい。
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