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2008/08/19(火)
音声と演技
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17日、Giアスとooのイベントに行って来ました。 友達に誘って貰ったものを断る気はない。 一緒にいてくれるだけで浮かれられる。 人の熱気、音の振動も大好き。 ただ、金銭的には苦しくなるけれど。
声優に関しては、好きでも嫌いでもない。 それらを好む人を好いているだけで。 そもそも御大以外の声にはなかなか気付けない。 聞き分けが出来ていないのは耳が悪いのかもしれない。 人間に対する執着が薄いのが主な原因だろうか。
人の声の質量が好き。 演技にも感情を動かされました。 自分では実際の感情さえ上手く表せないからこそ特に。 あの人達はとてつもない消耗をするんじゃないだろうか。 声だけで多くの人に分かり易い様な演技をするなんて。
作品その物に関しては、言えることが少ない。 楽しいとは思うけれど、苦手な部分も多い。 「正しさ」の存在を全く信じていないので。 愛や正義を賛美するなら、完全な許容も愛の一つに分類したい。 今の状態が最善であると信じれば、歪んでいるとは口に出せない。 好きでないものを否定する気も、大衆の意見を正とする気もない。 どんな酷なことも、これで正しいのかもしれないと考えてみることが私の道理。 ただ、葛藤と苦悩の残酷さを美しいとも思うので、その部分は好き。 足掻く人間、動く人間、何かを破壊したり変えたりしようとするのは綺麗。 静物も好きだけれど、動きは刺激的だ。 ただ眺めるのには丁度良い。
どうせ愛着と執着が捻れて絡まっている私には、正しい愛好は不可能。 ただ、ヒトは好き。 貴重な体験でした。
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