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2008/07/09(水)
動物
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人の区別が、上手くつけられない。 覚えている限りずっとなので、自分に欠けた物があることは知っている。
人のことを、上手く大切に思えない。 血縁よりも時間や相性の方が重要だと思う。 好意と信頼は全く別のものだと思う。 人が死ぬことは、犬や猫が死ぬことと違い無く感じる。 自分はヒトだから、ヒトは贔屓する。 でも所詮、自分以外は全部、等しく、自分以外に過ぎない。 好きと、嫌いと、無関心は相反しない。
あまり差をつけて個人を覚えられないから、見分けがつけられないから。 それが理由なのかもしれないと、時々思う。 猫がどれも猫である様に、鼠がどれも鼠であるように。 それでも買ってしまえば唯一になるように。 それと同じように、私はヒトを見ているかもしれない。
それは欠陥で、社会からすれば「寂しい」ことかもしれないが。 でも、私は生きていて痛みも苦しみも無いので幸福です。
「動物」と呼ばれることに納得する。
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