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2008/06/05(木)
訃報
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久しぶりにネット記事から。
「51才の男性にレイプされた16才の少女が死刑」 http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20060728_execution_teenage_girl/ ‘彼女は自分の主張が全く受け入れらないため、裁判官に叫んで訴え、挙げ句の果てにベールを脱ぎ捨てたそうです。その行為が致命的な打撃となり、彼女には死刑が宣告されました。翌朝の午前6時、絞首刑となりました。’
22歳として処理された、16年の人生。 どんな人生だったんだろう。 自分を不条理に処刑するイスラム法を、どんな風に思っていたんだろう。 不条理と感じていたからこそ裁判官に叫んだのだろうけれど、残酷ながら、その叫びを聞きたかったと思った。 そんなに人生を込めて抗議する事は、私の一生ではないだろうから。 不条理に抵抗する気持ち、自己を主張し反抗するその魂を非常に美しいものだと思う。 生きていたいと願い、自らを殺すものを憎む感情は綺麗。
「自由や人権、貧困、暴力などについて訴える過激な広告いろいろ」 http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20070907_powerful_ads/ 家庭内暴力の広告が印象深かった。 女性がプリントされたサンドバック。 生物で、同じ種族で、それも近しい人。 その相手に暴力を振るう、見下す、軽蔑する。 理解出来ない、その行動にこんなにも憎悪と怒りを感じる、自分の心の動きもよく分からない。 自分が何に怒っているのか、きちんと考えなければならないと感じる。
ニュースは暗いことが多くて辛くなる。 嬉しいこと楽しいことばかりのニュースなんて見ようとは思わないだろうけれど。 ネットは、怖い。 好きな物への貶す言葉も、嫌いな物への弁護の言葉も、全部見れてしまう。 言おうと思った言葉も、誰かが既に文字にしている。 何だか、自分だけの思考なんて存在しないかのような気分になってしまう。 自分の思考が閉鎖されていることがこんなにも重要だと、今までは思わなかった。 最近ではレビューの類を滅多に見ない。
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