|
2008/04/17(木)
条愛
|
|
|
<愛しているので セックスなんて不要です>
愛とか恋とかに付いて語るなんて、暇なことだと思ってる。 他人の一般的な人生の過程の一つになんて興味無い。
メンバーが書いた詩で一番好きなのが「愛情・去勢版」。 ‘愛することは傷付くこと 君に終わりがあることに 深く絶望することです’ これを書いたメンバーの精神の中で、私が一番気に入っている部分を端的に表していると思う。
後に残すとか、良い終わりをとか、言わない。 死んだ後に何がどうなっても構わない。 ただ好きなものが存在することを永遠に要求する無垢な願望。 当然の終わりがくることにさえ絶望する、その脆さ。 とても我侭で浅はかだとは思うけれど、それでも好き。
異性だから、見た目が良いから、生活を助けてくれるから。 だから好きになるなんて、夢が無い。 好きだからセックスする子供を作る、生活を共にする大切にする。 それが当たり前だなんて、つまらなくて死にそう。 子供が欲しいわけじゃない、一緒にいたいわけじゃない。 ただ居て欲しいだけ。 ただそれを知り続けていたいだけ。
どうでもいいようなことが自分にとって大切。 好きだからと言って簡単に甘やかしたりはしない。 相手の考えもどうでもいい。 自分の考えもどうでもいい。 ただ好くことに、他の何も伴わない。 だから何にも惑わされず、間違うことも自ら無くしている。 そういう、どうしようもない傲慢で切ない欲求のことを愛だと思っていたい。
|
|
|