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2008/03/22(土)
日常
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「狂気の桜」がTV放送されていたので録画し、見ました。 音楽効果のせいもあって、PVの様に見易かったです。 妙な恋愛沙汰が入らない所も好きかもしれない。 ストイックなんだか不器用なんだか分からないのは、青春ですね。 個人的には禁欲的な方が好き。
「狂気」と付く割には、余り狂気的では無いと思いました。 穏やかではないけれど、あれはあれで平常かと。 日本の若者特有の倦み厭いた感じはよく分かりました。 それが狂気であるというのも、何となく分かります。 でも、酷く物質的で定型的。 ネオナチとか、そういう物にプロトを求めてしまうか弱さ。 強く繋がりあい互る癖に、決して反発の無くならない友情の切なさ。 甘えが合って、でも切実な飢えで、それ故バランスを欠くと崩れる。 大人に勝てない、それでも美しさは至上。 強くないからこその絢爛。 これが若者のメランコリィだと思います。 補完を求めるか崩壊を求めるかとか、そういう違いこそあれ、誰にでも経験があるはず。
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