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2008/02/27(水)
ゴス展
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横浜美術館で開催されている「ゴス展」見てきました。 http://www.jiu.ac.jp/yma/goth/
入り口で「過激な表現等が有りますが〜」と前置きされますが、特にグロいとは思いませんでした。 性器の写真などは有りますが、どれも綺麗でした。 むしろ虫が苦手な人の方が要注意かもしれません。 昆虫標本を使った作品が有ります。
木彫り骸骨が素晴らしく見物でした。 細部まで見ても、細かい関節まで綺麗です。 合板の様に思いましたが、どうやって彫っているのでしょう。
靴を脱がないと見に行けない作品も有りました。 音が可愛く、また個人的にはお腹が空きました。
角砂糖のスクリーンも一押しです。 それが角砂糖だというだけで、驚けます。 赤ちゃんも、やはり見ていると空腹になる。
ピュ〜ぴる氏の写真は、無機質で有機質。 「汚い」感じがしないのに、巧みに生物的です。 ネクロの気がある者としてはところどころにエロティックな感想を持たずにいられませんでしたが。 MtFの方らしく、自身の身体に対する対処の特殊さと言うのも感じられます。
「原宿ファッション」な若者達を撮影した写真は、某雑誌みたいでした。 面白いし壮観ではあるのですが、どうしても写真家より被写体の方の主張や表現が強く感じられてしまい、作品と言うよりはコレクションの感が有りました。 ファッションという、自分を使った主張や表現はそれ自体が結構「ゴス」な行動なのかもしれません。
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