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2008/02/24(日)
絶望趣味
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早く絶望させて欲しい。 もう、全部諦めて何も出来なくなるぐらい絶望してみたい。 そこまで他力本願だということには、ある程度失望出来るけれど。
好きだからといって、嫌いでないとは限らない。 絶望も、したくはないけれど、でもしたくてたまらない。
でも、そもそも絶望するだけの希望が無い。 落ちるだけの高さが無い。 大切な物も大切な人も、そんなに思い付かない。 掛け替えの無い生活ではあるけれど、維持するだけの力も無い。 裏切られても許せない人なんていない。 失う物が無いのに絶望なんて出来ない。
本や映画で見られる絶望は沢山ある。 でもどれも、数を重ねると、慣れる。 慣れてしまっては、駄目なのに。 一度でいいから、立ち直れなくなってみたい。 その為にまず、立たなければならないのだけど。
メンバーに「あんた絶望フェチなんだよね」と言われました。 フェチというよりはコレクター。 あの失墜感が好きなのです。
好きな人はいないけど、好きな人に拒絶されてみたい。 特に誰も信頼していないけれど、信頼した人に裏切られたり。 大事な人を殺してしまうとか、私の体力では無理でしょう。 どこかに閉じ込められて死を待たねば状況になるとか。 それも、そんな状況では絶望する暇もなく死んでしまいそうです。 孤独なんて病気の一種だし、恋というのは食欲の一種だと思ってます。 レイプされても、きっと勝手に手術されてしまった時ぐらいの感慨しか持てない。 いじめられても当然だし、生きてる価値なんてそもそも無い。 不治の病というのは竹馬の友です。 一番近しい人は兄だけど、兄がどうなってもそれを受け入れられる。 死んでしまったら焼いた後に灰を嘗めてみたいけれど、きっと咳き込むと思う。 そして特に何の味もしないって、最初から分かっていてそれをするのです。 詰まらない人間。
友達に対して、こんな人間に付き合ってくれるなんて暇があるんだとか、思ってしまう。 その上、そんなこと言うなとか言われると、冷めてしまう。 メンバーはそこで「そうだよ暇なんだよ」とか「勝手に搾取するから」とか言ってくれるので、そこが好き。 好きと便利はとても近い。
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