DaysFragments
四人が書く順番や割合はランダムです。内容は各個自由に。
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2008/11/15(土) 休養
写真はデザフェス。
ブースにいるヒト以外の動物は主に犬。
そこに当たり前の様にいるヒト以外の動物。
通りかかる人々に人気な動物。
何ともなく、シュールで珍しい光景です。
楽しい。
 

2008/11/14(金) 擦り減る時間
映画「アイランド」がTV放送されていたので途中から見た。
白色に鮮やかな色が映える、管理された世界。
あのビジョンは、それはそれで美しい。

ストーリーに関しては、面白かったとしか。
ああいう英雄ものは、確かに楽しい。

けれど私は、その後が見たい。
穏やかな世界で平和に、管理され生きてきた人間。
彼らが外の世界を見てどう思うのか。
国籍も無い人工の人間はどう扱われるのか。
何も知らない彼らが生活出来るように、誰が教育するのか。
助かると思っていたクライアント達はどうなるのか。
巨大な犯罪とそれにかけられた資金、資金の出資者。
何も平和には終わらないだろうな。
ひどい混乱と苦労が待っているだろう。
絶対に、「それでも前の方が良かった」と誰かが言うだろう。
人種差別だって、撤廃されればそれで終わりじゃない。
その後に彼らが自身の地位を獲得することがどれだけ苦しいか。
差別はした側の意識よりも、された側の状態の向上が難しい。
結局は所得の格差へ、犯罪の傾向へと、変化しただけで残ってしまう。

やはり、見たくない。
そんな苦しい物は、娯楽じゃない。

写真はデザフェス。
「●○ 上海乗風界水中心 ○●」様のブース。
http://fengshui.blog65.fc2.com/
このドールは、背後から眼窩を覗き見ること出来るのです。
人形の視点と言うテーマが、大変興味深く。
 

2008/11/13(木) バラバラ
自分の中には矛盾が共存している。
無数の要素の中を勝手に意思が移動する。
何かの刺激を受ければ、その要素だって簡単にずれる。

どこにでも自分はある。
自分だけと言う物はどこにもない。
主体としての自我なんて見つからない。
魂があるとすれば、体に沁み込んでいるのだと思う。
部分を切り離しても無くなりはしない。
代わりに、壊れ無くてもやがて擦り減り消えてゆく。

体は臓器の集合だけれど、脳で臓器は動かない。
臓器の不調は簡単に脳の中身を動かすのに。
自分のことを集合体だと感じる。
だから人間と言う種族も、自分自身と同じ様に感じることがある。
同じ気分でこの体の細胞の一つが、私を感覚したりするだろうか。

写真はデザフェス。
猫ペットボトルホルダー。
かなり本気で欲しかったのだけれど。
 

2008/11/12(水) 標本
ドールの首を鳥籠に入れて飾るのが好きです。
SDサイズのボールヘッドが一番好き。
手だけや足だけで、バラバラに硝子瓶に入れたり額に吊るしたりして飾るのが楽しいです。
パーツの分割に対するフェティシズムがあるらしく。

小さいドール、1/6を蝶の様に標本箱に入れてみようと思いました。
しかし、箱を作る時点で迷っています。
それなりに厚みが必要になるので、木製だと重くなってしまうのです。
飾る場所に制限が出来ますし、防災上も望ましくありません。
軽い素材で作って木の皮張りも考えたのですが、これはしっかり作らないと湿気や乾燥に弱く。
むしろ革張りでは?と思いましたが、妙に倒錯的になる気がします。
人体へのではなく、シチュエーションの方向で。
それでは違うのですが…。

標本作成は浪漫です。

写真はデザインフェスティバルのもの。
額に入った精巧な空間です。
奥行きや明かりの色彩が素晴らしく。
 

2008/11/11(火) 錬金術師の招待状
「錬金術師の招待状」に。
http://www.giovanni.jp/event/information.htm
こちらは本日までの展示。
遅い時間にお邪魔しました。

展示品もですが、その場にいらっしゃった方々もまた、大変面白く。

古い物、怪しい物、呪い物。
心くすぐられる香りがします。
 

2008/11/10(月) 二重星
是非見たい。
「ALBIREO」
http://albireo.twinstar.jp/albireo/index.html

星や鉱石、アンティークの文房具。
そういう物を好む文化と言うのは、ずっとあった。
でも今の日本では「女性のもの」という見方が強い。
実際に展示など訪れると、思うよりは男性も多いけれど。
それでも、少女以上の女性が一番多い気がする。
自分が興味を持ち始めたのが遅いのでそう思うのかもしれない。
鉱石はずっと好きだったけれど、その見方もやはり変わってはいる。

「少年」と組み合わせたいと思う人は多いだろう。
実際には普通の少年のほとんどが、そんな余裕を持つことなく少年時代を終えてしまう気がする。
星も天体も天然のもの。
大多数の子供にとっては自然の中の奥深さよりも、人工の刺激の方が分かり易く受け入れられるのはいつの時代も同じ。
そこにはなかなか抵抗のし辛いヒトの性を感じる。
ただ女性達が多く好めば、それが日常の煩雑を超えて子供に届くこともあるのではと期待している。

私はあまり「少女」ではなかったが、子供と言える自分に自然の植物やアンティークなものに興味を引かれる時間はなかなか多かった。
環境に感謝せざるを得ない。
  

2008/11/09(日) 休養
http://mainichi.jp/select/wadai/graph/animal/154.html?inb=yt
「これが「トキ色」だ!」と書いてあったのでクリックした。
大変美しいと思うけれど、出来れば朱鷺と書いてほしかった。
鴇よりも、朱鷺で。
色の話をするならば。
 

2008/11/08(土) デザインフェスティバル
以前に比べ安価で集められるポストカードの購入や写真の撮影に執着しなくなった分、色々目がいくようになった気がします。

今回もかなりの盛況で、国籍も広がったような。
目立つ歩き回りパフォーマンスは運のせいかあまり見受けられませんでしたが、ブースでのバンドやディスプレイの迫力は増していると思います。
何度行っても新鮮ですし、覚えの有るブースでも毎回趣が違っていて楽しいです。

飲酒可能だからと言うわけではないでしょうが、確実に「お祭」であるあの雰囲気が大好きです。
一つになるという感じは無くて、実に各自がバラバラでは有りますが。
あのマイペースとマイスペースの塊の様な、人の感性の集合体の様な空気がとても楽しくなります。

全体の予算も少し上がったかな?と思いました。
視線の問題かもしれないですが、完成度の問題かもしれません。
確実に毎回レベルアップしていくあの感じはとても好き。
刺激を受けます。

写真を編集出来たら日記に少しずつ載せます。
 

2008/11/07(金) 科学ごっこ
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=21128776
コクヌストモドキという甲虫の話。
雄同士の性行為で付着した精子が繁殖の機会を増価させるという研究結果。
ヒトと比較せずに事実を追及出来る研究者は、重要だと思う。

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=27815739&expand
同性愛者と異性愛者の脳に関する研究。
これは、素直に面白い。
是非両性愛者や幼児性愛者も調べてみて欲しい。
そしてついでに、私の性的指向も調べて欲しい。
自分自身のことが、外側からの観測によって判明する。
それがどんな意味を持つのか考えると、ぞくぞくする。

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=92495307&expand
恐怖や不安を、どうやって脳が克服しているか。
その仕組みに関する細胞が発見されたという記事。
実に面白いけれど、恐ろしい話。
何かが「恐ろしくなくなる」というのは、恐ろしいことだと思う。
個人的経験からは、それらの怖さは身に染みている。
勿論、役立つ場面も多いのだろうけれど。

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=86105220&expand
単為生殖をしたサメが発見されたそうだ。
[ちなみに、人間の場合、単為生殖は不可能である。遺伝物質がすべて母親由来のものになると、ある種の遺伝子のスイッチがオフになり、胎児が成長することはない。(上記引用)]
じゃあ、そのうちに出来るようになるのではないかな。
生殖と繁殖から切り離された時の、人間の性別や生行為に対する反応を想像するのが好きだ。

ナショナルジオグラッフィ●、好きだ。
科学は好き。
感情が入らないから好き。
感情の、一番根源の部分の欲求からしか生まれないから好き。
結局はミクロとマクロの結果、特別なものなんて何一つ無い。
 

2008/11/06(木) 休養
眠りたい。
 

2008/11/05(水) 休養
時間が欲しいです。
ほとんど無限なまでに。
 

2008/11/04(火) 無音
指を噛み切りたくなる。
無言なのに、頭の中でずっと声が上がっている。
周囲が無音になるとそれが聞こえて、眠れない。

少し遮断の必要があるかもしれない。
ネットは便利だ。
人の情報を得られるのは快感だ。
けれど、一方通行の様で実はそうでもない。
環境が人間を作るように、私も情報に作られる。
少し一人きりで鬱屈しないと、私が何も無くなってしまう。
大多数の一人にはなりきれない自分を、忘れてはいけない。
孤独は必要な感覚で、痛覚と同じぐらいに必然だ。

けれど、どうしたことか空っぽになってしまっている。
何も無い感覚がある。
不満や情念や欲求や激怒が、私には予想以上に必要なようだ。
幸福は案外、私に優しくないのかもしれない。

学校に戻りたい。
あそこには、現実でありながら社会ではない、不思議な空間があった。
時間を限定され規則に区切られ、目的を与えられ保護される。
拘束の様でいてそうでもない。
平和なようでそうでもない。
あの空間が愛おしいし、懐かしい。
無論、憎く思う感情も有ったし、忘れてはいない。
ただ、今現在の自分においては憎しみと愛情は矛盾しない。
 

2008/11/03(月) 惨念
残念と言えば、まだ思念が残っているのだから。
つまり私の場合は、残念な部分さえ無いのだろうな。
出来ることが心底無い。
生きてはいるけれど、生み出すものが無い。
確かな損失は勝手に生まれるので、消えたら如何かなと思うよ。

もう11月です。
私が自由に過ごせるのは今年いっぱい。
あと2カ月も無い時間の間に、色々しなければならない。
でも、出来ないことが多すぎる。
入浴中に数えたら確実にのぼせるぐらいの数はある。
仕事も考えなければならないし、住居も同じく。
生活出来る資金はあるけれど、他のことが出来ない。
その「他のこと」が出来ない状態は、いったいどうなんだろう。
生きていく意味とか考えてしまいそうだ。
長くは耐えられないに決まってる。

何か一つでも出来たらと思うけど、本当に何も無く。
元々受動態の娯楽に頼り切っていたから駄目なのかもしれない。
失敗が迷惑になることを考えたら、挑戦なんて出来ない。
取り返しのつかない状況を容易く想像出来て怖い。
それらの悲惨さを、細かく自殺処理の迷惑さと比較する。
国有地の首都圏外の山奥がベストです。
でもそれ以前に、何も無いということは度胸もないというわけで。

頼って良いと親切にしてくれる人はいる。
勿論、頼らないで生きていける要領の良さなんて持ったこともないし希望もない。
ただ、私をどうにか出来るほどの手段がどこにも無いだけで。
本当に、どうすればいいのか、考えることが、どうすれば出来るのか分からない。
 

2008/11/02(日) 欠損愛好
先日、TVドラマのCSI/NYを見ていたらapotemnophiliaが。
数学のapotemは正多角形の辺心距離のことらしいのだが。
つまりは、Acrotomophiliaとは違い、自分の手足を切断したい性的指向。
ドラマとは違い、実際には指を切断したがる人はほとんどいないらしい。
私も、太い部分で無くなる方が燃える。
自分で切ってみるなら、指だけれど。
それも足の指がいい。
見てもそれと分からないのは、残念だし、楽しいから手の指と迷う。

性的倒錯は奥が深い。
好きなテーマだけれど、探求するのには罪悪感がある。
人が悩むものを好奇心の対象にすること自体は気にしていない。
何に対して悩むかなんて、何を趣味にするのかと同じ自由なのだし。
ただ、自分自身の問題で。
自分が性的倒錯を装った、ただの変態であることがどことなく申し訳ない。
この場合の変態には(蔑称)を付けるべき。
ただ歪んでいるだけ、ただ足りていないだけ。
先進国の歪みをコンプレックスと合成。

アポテムノフィリアを自己否定や自傷と同じものだとは思わない。
生まれついての同性愛や幼児性愛と同じだと思う。
けれど、自己否定としての切断の方にも共感出来る。
自分自身は何をしていても許容出来ない。
他人ならば、何をしていても許容出来る。
その感覚に近いような。
損なわれたり、距離が有ったりしないと許せない性質が存在する。
自己否定は生命活動と同じぐらいに病的だ。
 

2008/11/01(土) イベント予定
10月4日〜11月1日
「MUTANT」
http://www.kenji-kobayashi.com/index.html

10月23日〜11月1日
「人形と写真4人展〜幻妖の棲む森〜」
http://dollexhibition.blog93.fc2.com/blog-entry-84.html
(ヴァニラ画廊)
http://www.vanilla-gallery.com/index.html

11月8・9日
「デザインフェスタVol28」
http://www.designfesta.com/index.html

11月6〜11日
「錬金術師の招待状」
http://www.giovanni.jp/event/information.htm

11月8〜23日
「西條冴子人形展 Preces Ciceris Patefacta」
http://2.csx.jp/users/vitafragilis/

11月24日
「Idoll 24」
http://www.idollweb.net/

11月1日〜25日
「夜想 ヴィクトリアン展 パート1」
http://www.yaso-peyotl.com/

12月7日
「ドルパ20」
http://www.volks.co.jp/jp/event/dolpa_portal/index.html

12月20〜24日
「第六回ワスレモノ設置展 [Lepidoptera]」
http://kujaku.info/

1月18日
「ドールショウ24」
 


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