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2008/11/27(木)
環境
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人間と実験の話。 環境と拘束の話。 レイプと暴行。 「人間だと思わないから何でも出来る」 「ラットやハツカネズミに興奮出来るか?」と。 流れで聞かれた言葉に即答出来ない。 自信が無い。 羊や豚や鶏が性的対象になることは少なくない。 平均よりもずっとニュートラルで広域に偏る自分。
残酷な事をする人間を非難する。 けれど多分、そんなことが出来るのは環境のおかげ。 そういう場所に行ってしまえば、そういう人間になるだろう。 「自分が無い」なんて言うのは、悪口だとは思わない。 余計な自分が有るよりは、無害の可能性が上位だ。 でも、感謝はしている。 平穏な自分でいることを許される現在の環境に。 今より浅ましくて意地汚い自分にしないでくれた環境に。
けれど残酷な自分がいたとしてそれも嫌いに思わない。 悩んで揺らいで優しい自分。 それが負けて早々に死ぬのも、面白いとは思えないから。
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