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2008/11/22(土)
架空
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趣味の話、についての話。 人の、趣味や私情の盛り上がりが中継されるブログを読むのは楽しいです。 最近は、ooについて書いてる方の感想とか特に。 殺したり戦ったりすることへの気持ちが読めますし。 キャラに対して、「死なないで欲しいけど」という気持ちが読めるのはとても貴重です。 真剣に好いてる文章も読んでいて面白い。 けれど、行動の是非に葛藤するとか、言動に傷付くとか。 そういう煩悶が、読んでいて、苦しくて好きです。 その自分の煩悶に対して読む側の様子を窺ってみる文章まで、愛おしい。 あまりに真剣で純粋で、悩みや葛藤を読み続けると胸が痛くなりますが、それがまた好き。
人の恋愛話を聞くのが楽しいのと、少し似ています。 でも対象がキャラだというのは、もう決定的に違う。 一方通行だとか、それもそうです。 しかし例えばアニメなら一週間に30分の情報しか得られない。 次の情報までの時間、自分の脳内で推測や想像や妄想が発展します。 だからその人が好いているキャラと言うのは、何割かが本人の中に存在しているようなものだと思うのです。 また大抵の人にはその人が共通して好む「属性」があって、ほとんどの人が新しいキャラを好きになる度にその属性を加味した像を自分の中に作り上げます。 それが、好き。 何故かと考えればそこは突き詰めるのが難しいです。 でも、多分、好みの「タイプ」かと。
創作物に真剣になり考察し、好くばかりに妄想し空想し創作し、自分の中に取り込んで一世界構築してしまい、そこに没頭して生活や体調まで引きずられる。 そういう人が、好きなのです。
人間に一途になると起きる面倒や葛藤も嫌いではない。 でも、対象無くして悩む人の方が鑑賞には向いている。 理想はキレイで、目に優しい。
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