DaysFragments
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2008/10/31(金) ハロウィン
折角のハロウィンですが、特に何かするという余裕がありません。
とりあえずシュールな解体物など見てみました。

祭りと生と死の関係は深い。
特に、死者の‘存在’を認める様なものは。
死を怖がることと死者を怖がることは違う。

死者は怖い。
何故なら私は、死んでいないから。
違う部分が増えれば増えるほど怖くなる。
分かり合えなければそれ自体が反発。
増してや、無害を分かち合う暗黙の了解が消失したならば。

「ゾンビになればゾンビが怖くない」
「死にたいほどに死が怖い」
どちらも笑うべきもの。
怖い時に、笑える自分で有りたい。
 

2008/10/30(木) 坩堝
以前心理の症例で読んだ抑圧のことを何度も思い出す。
友人と思った人にレイプされた女性の話。
結局は子供が出来て結婚して、一緒に暮らしている。
今の生活はとても幸せで、それ自体には間違いはない。
けれどレイプされた時の怒りが残留していて、ふとした瞬間に思いだす。
憎くて憎くて殺したくて、もうどうしようもない。
背中に何かを振り下ろすのを、必死で我慢している。
いつかこの夫を殺してしまうかもしれないと、ずっと考えながら。

その憎悪の「フラッシュバック」を、丹念に丁寧に想像する。
何度も想像するのは、頭の中で擬似的な追体験をするのに近い。
私の中にも似た憎悪のリピートが存在する。
その憎悪を想像の憎悪に重ね合わせて、共感しようとする。
誰もがそうなのかもしれないと、考えたりする。
けれど真髄はそこではない。

自分の憎悪を解決することは出来ない、或いは難しい。
けれど、人の体験を想像するなら解決は簡潔。
夫を殺せばいい。
油断し好いている相手を滅茶苦茶に殴って潰して痛い目に合わせる。
泣かせて逃げさせて追い付いて刺して抉って動かなくなるまで壊し尽す。
これを想像する時の快感は、本当に暗く暖かく不思議だ。
実に充実して「すっきり」する。
ただ爽快なのではない。
肉を食べるのに似た、性的快感にも近いような征服感がと達成感。
今正に事を成したという充実。
ここから本当に人生が始まるのだとでも言うような、素晴らしい気持ち。
うっとりとする。

けれど、本当は知っている。
一瞬ならばいい、人の体験からの想像なら良い。
でも、本当にはその快感は味わえない。
憎悪は身の内にあるべき火種。
一度空気を吹き込んでしまえば、身を燃やすものに他ならない。
それでも良いと思ってしまいそうな、快楽ではあるのだけれど。
 

2008/10/29(水) 休養
立体と平面の、もう少し力ずくな創作を試みています。

2008/10/28(火) 休養
テーブルの上の小物。
グラス、鍵、ストロベリータルト。
妖精、マカロン、カップケーキ、目玉と手。
 

2008/10/27(月) 休養
「甘やかしてくれんなら誰でもいいのかよー」
「うん!」
という会話が窓の外から。
はいはい、可愛い可愛い。
愛玩に徹することが出来るのも能力のうち。
出来ることは、例え惨めなことでも悪事でも、多い方が有用なのには違いない。
 

2008/10/26(日) 休養
やりたいことがあって、作りたい物がある。
その前にすべきことがあって、前に進めない。

都合良く甘えられる相手が欲しい。
 

2008/10/25(土) WBOQT
青海までライブに。

夜景は確かに眩しいけれど、電気代が気になってしまう辺りが世知辛い。
個人的には蓄光の淡い光が好みです。
照明で十分煌びやかだから、電飾はいらないと思うのだけれど。

会場は思ったよりも狭くなく、空調も聞いていて快適でした。
流石に大手様ですから、音もきちんと聞こえるし、床も綺麗だし。
装飾も洋館がイメージなのか、素敵でした。
小さいライブハウスをイメージした私が間違ってます。

会場内、女の子が沢山いて、皆さん楽しそうで。
個人的な意味で目の毒でした。
前の人がふらついたりすると、ごく自然に手を伸ばしかけてしまう。
女子に浸かりきった、近しい人間ばかりの環境で育った弊害です。
でも本当に、楽しそうな女の子は輝かしいし和む。
幸せを感じます…。

ライブの主役が綺麗な方なせいか、男女共にレベル高いなと感じました。
普段、外見が極端に分かれる様なイベントに行く機会が多いせいかも知れません。
でもボーイッシュな女の子が爽やかなのと、高度に着飾った男性がいるのは珍しかったです。
ゴスでもないのにそれなりに装飾品を盛るって、技術がいると思うのです。
下手をすると、見栄を張りたいお年頃の粗暴な工夫に似てしまうし。

曲が激しいものばかりなのは、とても嬉しかったです。
ゆったりした曲が苦手な身としては、大変有難い。
振動もちゃんと分かるし、耳も痛くならないし。
曲を予習すべきなとは思いましたが。
英語が聞き取れず、唱和がDMC仕様で聞こえてしまう。
事前知識は、何に関しても実に重要ですね。
 

2008/10/24(金) 休養
上手く生きるのは難しいけれど、出来たことが無いから、出来ないことを苦に思わない。
これで十分。
不満は無い。

写真はハロウィンのアリス。
鍵は手の中にある。
 

2008/10/23(木) 慰撫
先日、寝台友達を呼んで寝室に追い詰めたら逃げ腰で許しを請われました。
少し優しくなる必要があるようです。
どうにもテンションを上げようとすると、苛めてしまって宜しくない。
暴力にだけはしないと決めているのですが。
最近疲れているせいか、涙ぐらい見ないとテンションが上がらず。
メンバーにも手加減を請われたばかりだし、しばらく女の子ばかり呼ぼうと思います。
女の子も苛めはするけれど、甘やかすことも容易いから。

優しくされたいと思いそれを望んでくれれば、優しくするのは簡単。
女の子は甘やかしを要求する才能が有ると思う。
それを当然にする社会の形があるのか、それともそういう生き物の形なのか。

周囲では尽く、男性は甘やかされるのが本当に下手。
駄目にしてしまわないようにと思うと、優しくするのさえ難しい。
結局一度苛めなければ甘やかしてやることも出来なくなってしまいます。
男の矜持なんて言葉は滅びてしまえばいいのに。
そうでなければ、基本を教えてやることさえ出来ない。
責任も誇りも、雄として大人として最低限を学ぶのが先だと。

皆立つ前には這うのだと、知らない大人が多すぎる。
 

2008/10/22(水) 休養
良い子
悪い子
普通の子

女子だと「太った子痩せた子」とか
「オタクとオタクとおしゃれな子」とか
見かけて不思議に思うことがある。
でも振り返ると、自分の女友達も偏ってる。

「黒ずくめとフリフリ」は男女でも見る。

男子だと、似た系統で固まる率が高い気がする。
 

2008/10/21(火) 一方通行
ずっと片思いでいたい。
一番好きな人には、好かれなくていい。

そもそも片思い、という言葉自体に否定的。
思いというのは生じるもの。
発されればそれは思いでなく、思いの発露、行動になる。
思い、は常に自分の中にしか生じない。

だが、そんなことはどうでもいい。
ただ、思いと言うものの形。
おそらく、遺伝とか魂とか、そのレベルでの形質。
私は人を愛さない。
執着にしかならない。
それは、双方向であっても一方通行だ。
二本の逆に向かうベクトルに過ぎない。

相手を解釈した気になれない。
相手に解釈した気になられたくない。
それ以前に、自分が一人であることが自我の一部を大きく左右している。
私は一人だ。
それが前提だ。
生まれ死ぬまで一人であって、それは誰もが同じこと。
体は寂しさを感じるかもしれないが、魂の寂しさなど有りはしない。
死無くして生と呼ばれないように、それがなくなれば私もいない。

孤独であることが私の一種の形態でもある。
 

2008/10/20(月) 休養
プーリップを絡ませるのは難しい。

頭が大きくて絡み難い、と思うとどことなく皮肉で深いかもしれない。
だって頭部は人格の象徴だから。

2008/10/19(日) 「マッド・ティー・パーティー」
二階さんの写真展を見に行って来ました。
以下御本人ブログ。
http://blogs.dion.ne.jp/nikaism_rebirth/
シュバンクマイエルをヤン様と呼ぶ方です。

「マッド・ティー・パーティー」
アリスを主人公にしてはいますが、ロリータではないです。
ファッションはロリータかもしれませんが。
随分と大人なアリス、とても可愛いです。
そのアリスの、ブラックメンタルな不思議の世界。
写真はとても綺麗ですし、出演者?の方々も素敵です。

「ビル」のマメ山田さんもとてもいい味です。
あの方、ドラマで印象に残っているのですがドラマはひとつしか出ていないそうで。
失礼な意味は有りませんが、マイナーな物で共通する点はいつも何処となく嬉しくなれます。

アリスは、本当に意識を刺激してくれる題材だと思います。
内部の未知との接触だからこその魅力。

少し会場が狭く、もう少し空いていればなと思いました。
 

2008/10/18(土)
あまりアリスに沿ったものにしなかったけれど。
でも、プーリップで何かしようと思うと根本でアリスから離れられない。

「兎」は、好きなモチーフだったんだろうか。
登場人物で重複するのは、兎と女王ぐらいで。
それも女王はトランプやチェスの女王だから。
正確に重複しているのは、兎なのだろうな。
「鏡」にも兎が登場する。
隠喩や社会的な背景に付いての考察は読んだ。
でも、兎が好きだったんだろうな、と思ってみたい。
 

2008/10/17(金) 幻覚
「脳を整理する睡眠が不足すると、夢で行われる画像整理が起きている間に行われ、幻覚となって視覚化される」と読んだことがある気がします。
京極堂だろうか。

ここ三日程きちんと眠れなかったら、何となく実感出来ました。
入浴中に天井を見上げると、目の前を画像が流れる。
水に流したセル画か切り抜きの様に、ゆらゆらと。
時々重なったりしながら、色々な物が上から下に流れていく。
脈絡なく、またわけの分からない形をした物が。

しばらくぼうっと眺めていて、突然自分が起きていることに気付く。
ああ、幻覚か!と思った。

少し疲れているのかもしれない。
或いは、年齢的に肉体の耐久度が落ちているのかもしれない。
 

10月絵日記の続き


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