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2007/09/15(土)
マゾヒズム
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終、実はかなり乳頭、つまり乳首に力を入れたのですが写真を撮る度に潰れて残念です。 見て頂きたいほどには完成度が高くないのですが。
バイセクシュアルな男性の友達がいます。 彼はマゾヒストで、私に様々な体験談を聞かせてくれます。
大変面白いと思うのですが、性行為に関する話ですし、割合に生々しいかもしれませんので苦手な方はここで読むのをお止め下さい。
性行為及びプレイに、肛門から腸までの器官を使用する。 その後に洗浄をすると、実に様々な痕跡が見られるのだそうです。 コンドームの先が出てきたり、器具の破片が見つかったり。
ところが、ある時内部を傷つけてしまって出血し、それが治らない内に次のプレイに及んでしまった。 すると内部を洗浄する為に挿入した指に、肉片が付いてきた。 治りきっていなかった内部の粘膜が、剥離してしまったらしい。 その生臭くて赤い肉片が、「美味しそうだ」と思ってしまったのだそうです。 「バイト先でサンドイッチを作る時に容器から剥がした、生ハムにそっくり」だと。(生ハムがお好きな方には申し訳ない) カニバリズムなど趣味でなくても、一瞬だけ食人嗜好の趣が分かったと。 食用として扱われる肉と、自分の体が並列化された、その瞬間は何とも「可笑しかった」そうです。 何とも魅力的な感覚の体験ではないですか。
肉体にとって、ダメージがある事は歓迎すべきではないことです。 それを脳が認識するのが、「不快感」であり、また「痛み」である訳です。 しかし、その「痛み」を快感として感じる。 そこに、肉体と精神の関係における深淵を覗く気がします。 肉体自体が既に一定までの刺激をダメージと捉えていないのか、肉体の不快感を精神が凌駕しているのか。 性と言う種の存続のシステムと、それによる快感。 痛みと言う個体へのダメージ。 本能と文明と恥辱と理性、皮膚の感覚、刺激の認識。 それらを弄ぶことを想像すると、肌が粟立つほどの快感です。 人間とは、実に滑稽で艶かしい肉体を持っているものです。
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