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2007/04/25(水)
ヒト
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人がどうして人であるのかというのは、面白い問題だと思います。 生物としてのヒトと、人間の間にどういう違いが有るのか。
有名なところでは、アマラとカマラ。 狼に育てられ、捕獲された少女達。 ヒトが育ち方で、人間にも狼にもなれるということ。 それは考えようによっては素晴らしいことではないでしょうか 人間が仔狼を拾ったら、繋ぐか閉じ込めるかするでしょう。 それを繋ぎもせずに育てたのですから、狼は育成に関してはヒトより上かもしれません。
彼女達は捕まった時には、人語は全く話せず唸ったり吼えたりしたとか。 しかし姉の方は13歳で30語程度の言葉を話せるようになったそうです。 彼女は、狼とヒトのバイリンガルになっているのでしょうか? 私は、狼が言葉を話さないとは思いません。 口から出る音だけで交流するヒトの方が特異な生物なのです。
彼女は、妹が死んだ時は涙を流して悲しみました。 その様子が、初めて感情を見せた、と表現されていました。 やはり狼ではなくて、ヒトなのだと。 けれど、猫や犬も兄弟が死ねば悲しむし、涙も流すと思うのですが。
何が感情なのかとか、言葉とは何なのかとか。 あまりヒトという生物に拘りすぎるといけないような気がします。
「痛いニュース」 http://blog.livedoor.jp/dqnplus/
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