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2007/02/25(日) 「歪みの国のアリス」
携帯でプレイした、初のアプリゲームです。
容量はともかく、好みであれば妥当なお値段でした。

内容は、あまり怖かったりグロかったりというものではありませんでした。
血が飛び散ったり首が転がったり、その程度ですし画像はあまり細かく見えません。

文章の割合はシリアスとコミカルが混在しているので読み易かったです。
どちらか一方を求めていると雰囲気が崩れて嫌かもしれませんが。
画像はいつも全体的に暗めです。
黒と赤と灰色が主体。
枚数は少ないですが視点に合わせて変わったりするので景色も意外と楽しめます。
ビジュアルのインパクトはかなり有ります。
奇抜だとか過激だとかではなく、良いバランスで‘怖可愛い’というか。
キャラは皆、それなりに異様ですが終わると皆愛おしくなります。

景色やキャラ、主人公アリスとチェシャネコの関係。
懐かしく思いました。
こういう夢を見る、その気持ちが分かります。
具体的に同じという意味ではなく、その関係性や心地良さが想像出来ます。
あまり凝りすぎず、でもそれなりにユニーク。
インパクトというよりも何となく物悲しい印象で記憶の底に残ります。

キャラは個人的には皆とても魅力的でした。
アリスの原作が好きだということもありますが、それ以外にも。
チェシャネコは前半も後半もひたすら愛おしいです。
バッドエンドでも、汚く終わらないのが好みでした。
爬虫類との合成も好きなのでビルも好きです。
女王やお茶会の二人は可愛いし、パン達も気持ち悪くて是非食べたい。
ただ人間達は、ちょっと現実的であまり好きとは言い難いのですが。
主人公に感情移入出来るかどうかはなかなか微妙な線。
結構個性が強いアリスですので、気の強い方はちょっとズレを感じるかもしれないです。
現実の方の実情もなかなかに深刻で、歪んでいなくても悲しい。
怖いというよりは、全体的に切ない。
歪みの国の状態と、一般の人と相対した時の状態の対比が狂気を感じさせてくれます。
空気の匂いから味まで細かく想像して楽しむ方にお勧めしたい。
皮膚感覚や痛みまで想像できる方ならなおさらです。
 


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