|
2007/11/14(水)
違和感
|
|
|
<未来なんて信じられない いつも 今日の先には何も無い>
自分はトランスセクシュアル(身体と脳、場合によっては精神、の性別が異なっている状態)ではないかと真剣に思った時期がありました。 未だにトランスでは?と聞かれることがあります。 トランスジェンダー(実際の性別と社会的な性別の差異を感じる状態)ではないか、とか。
この、現在では障害と認定されている、特徴の一つは未だに定義が曖昧な状態です。 染色体や脳を根拠とする場合も有るけれど、そのどちらにも何も見つからなくても起きる事例がある症状なので。
自覚としてははっきりと、女性です。 けれど、それを信じていない部分が、確かにどこかに有る。 でも性指向ではもともとバイセクシュアルだし、身体違和感は身長や外見のコンプレックスとはっきり区別するのが難しい。 いっそはっきりしてしまえば、対処も出来るのだけれど。
辛いと思っていた時期も有りますが、今は余り気にしないでいられている様に思います。 もしも男に生まれたとしても、きっと「女だったら」と思うことが多々あるだろうと思うので。 だったら、「生まれてすぐ性転換を受けた」と考えればお得な気持ちになりますし。 男としても女としても幸せな生活では、有りますし。
正直言えば、本当は男にも女にもなりたくない。 両方持っているか、どちらも持っていない状態になりたい。 貞子の様な、ウィルスの様な生物でありたい。 そういう不自然な状態が自分にとって自然であることが、一番社会的な違和感を産んでいる様な気がする。
|
|
|
|