DaysFragments
四人が書く順番や割合はランダムです。内容は各個自由に。 毎月、一日にイベント予定等が載っています。

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2007/10/16(火) 生死が奇跡 <ぼくの　ことりに　はねは　いらない> 知らない間に、「好きな人間同士が一緒になれる」なんて事は実現しないんだと信じていた自分に気付きました。 特に今から考えを変えるつもりも有りません。 人間は所詮一人だし、それは寂しいことではない。 無論人と一緒にいたいというのはヒトという動物の本能なので無くせはしないだろうけれど。 性欲にも自慰で対処出来るように、自己満足で愛情への欲望にも対処出来るのが摂理という物です。 愛し合うなんて人生早々に諦めるのが、幸せというもの。 それを寂しいだなんて言われると、噛み殺してしまいたくなります。 当初でケチの付いた人格とはこういうもの。 親が子供を育てると言うのは、本当に困難な偉業なのですね。 道理で失敗する人が多いわけです。 その失敗作が次を失敗する確立は高く、つまりどうやっても人類は悪化の一途しか辿らないと。 しかし発生するのも滅亡するのも、自然の摂理に従うのが必然。 滅亡するならするで、それが素敵なことなのでしょう。 老いも死も病気の様に治そうと考える、傲慢でナルシズムに無自覚な人間どもが大嫌いです。

2007/10/15(月) 空絶 何をしようとしていたのか忘れてしまって、それきりになることが有ります。 何だか、とても虚しい。 人形カテゴリに製作物を上げるカテゴリを作ろうと思っています。 欝なのか、どうにも気持が萎えています。 妙に静かで、何も考えられなくて。 それにしては悲しいわけでも苦しいわけでもなく。 ただ、空になってしまった容器のような気持です。

2007/10/14(日) 天使 冬は少年にしてあげたくなる。 秋は少女かもしれない。 夏は少年。 春は少女。 でも全部天使。 自分の性別がはっきりしていないから、どちらに対しても夢ばかり。 セックスだとかジェンダーだとか、言われると困ってしまう。 間違ってるかとか、未熟だとかではなくて。 単に不十分な人間だというだけの話だと思うのだけれど。 どちらにもならないし、なれないし、なりたくもないので。 ただどうでもいいだけなのだけれど。

2007/10/13(土) 梯子銀河 銀河通信社（http://www.aoiginga.com/）様の「銀河通信事業」とリンクさせて頂いてる「Radio Star」様の個展「銀河ソルティ」、梯子して参りました。 奇しくも同じく「銀河」の付く個展。 秋の始めの空が透き通る季節だからでしょうか。 まず神保町へ。 古本屋と本屋とカフェがとにかく多い、古書マニア垂涎の街でした。 展示会場は小さな部屋ですが雰囲気も室温も暖かく、結晶と鉱石ラヂオ、土星のオブジェが並んで硬質の様な柔らかいような、不思議な雰囲気でした。 こちらの結晶キットを購入して青い結晶を作ったことがあるのですが、今度写真を載せようと思います。 同じキットで赤色のものと透明なもの、硝子結晶のキットも出ていてかなり購入したかったです。 展示のみのものですが一点若草色の結晶が有り、まるで植物の様でとくに強く惹かれました。 ずっと欲しかった書籍「PROXIMA」も手にとって拝見出来ました。 スノードームの中の結晶、薄荷の結晶、鉱石ラヂオ。 土星のオブジェは、何と言えばいいのかよく分かりません。 二点有って、片方はレンズの中に青い土星が見え、片方は筐体の中に青い土星がゆっくりと回転しているのです。 どちらも発光していて立体的で、電気を消してみたくなりました。 続いて荻窪へ移動し、「銀河ソルティ」の方へ。 以前も古典を開かれていた場所で店内は狭いのですが、料理の香りがしていてとても暖かい雰囲気です。 交通費を考えると食物には手を付けられないでいるのですが、メニューは美味しそうなのでいつも我慢に苦労します。 展示は店内の角、一段高くなっている部分で行われています。 立体の展示も素敵なのですが、イラストはもう、本当に完成された域に達しておられると思います。 シンプルで装飾的で、色も構図もきっちりと固まった絵が大好きです。 小物販売もされておられて、ネットで購入出来るものの他文字盤も少し残っていたので、それは購入して参りました。 今後何か作る時にでも、使ってみたいと思っています。 そしてこちらの展示、家に帰ってから写真を撮らせて頂いてもよいのだということを思い出しました。 是非とも撮っておくべきだった…！無念です。 秋は生物の気配の治まる季節。 Natutatismも少し方向性を無機へと転向します。

2007/10/12(金) 食欲、性欲、愛玩欲 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4480690239 こういうことを本にする。 だから飴屋氏が好きなのです。 ペットショップでペットを買うのは、花魁を身請けするのに似ていると思います。 生きている命を、お金で自由にする。 硝子越しに選んで、店員にだけ、意見を聞いて。 本人の意思は別に関係なく。 家に連れて帰って、それからの面倒を見る。 自由にしてやる訳ではない。 そして、飽きたら殺したり捨てたりすることが出来る。 対象が人間だったら人身売買になるだけの話です。 ペットを飼うのはエゴだということをきちんと自覚するのは、大切ですよね。 テロが何、アメリカが何だと言っていても。 劣化ウラン弾で白血病になる子供に同情はしても。 殺して得られる「肉」が余って捨てられることにはあまり関心が無いのが現代人。 敬って食べるべきだね。 私達は常に、強者である限り虐殺者。

2007/10/11(木) 暗殺 自分の人付き合いは実に迷惑だな、と思って日々生活しています。 迫られると逃げるけど、逃げられると追う様な。 申し訳ないので言いたいことを半分口に出すのを止めて、追いたい気持を抑制するようにしてみました。 どことなく罪悪感は減りましたが、他に判明したことが有ります。 罪悪感というのは、悪いことをするから湧くのではないということです。 つまり行動に関わらず、内心から滲み出ているのですね。 人生の友ではないですか。 写真は帽子屋。 これから誰かを始末しにいくところだと思います。

2007/10/10(水) 可愛い話 メンバーに「気分が滅入ってるので明るい話を」と振られ、「そろそろ秋だね。猫の発情期って春と秋だよね！」と無理してみましたが「浮かない」と却下されました。 恋の季節なんて、いい話題じゃないか。 でも本当は、恋なんて言葉好きじゃ有りません。 そんな浮付いた愚かなことするのはヒトだけです。 繁殖の季節、の方が美しい。 生物が増殖するのは、それだけで充分素晴らしいんですから。 感情と利益なんて絡んだら汚い。 でも汚いのは嫌いじゃない。 ところで我が家の庭にも猫が来ているようなので、メンバーに以前分けて貰ったマタタビを盛ってみました。 しばらくして見に行ったら、その部分だけ陶器タイルがしっとりと湿っていました。 嘗めたらしい。 指で触ったら、しっとりとして冷たくて気持が良かったです。 猫も犬も涎は出ますが、猫の方がさらさらしている気がします。

2007/10/09(火) 瞬間 グロテスクを思いつめる時があるのですが。 グロテスクと言うのは、瞬間だと思います。 瞬間的な拒否、反発。 どんなに気持ちの悪いものでも、慣れてしまえば何でもない。 内臓だって血液だって、外科医や肉屋にとっては日常以外ではないでしょう。 例えば内臓に手を突っ込むことを空想する。 鮮明に、吐き気が湧くほど懸命に想像する。 それでも、毎日繰り返せば「ただの」内臓でしかなくなります。 そこで実際に内臓に手を突っ込めば、別かもしれない。 匂いや温度に、嘔吐するかもしれない。 けれど、それさえ繰り返せば何も感じなくなる。 グロテスクの本質は、その平坦さかもしれない。 物心付くまで、自分が親に「強姦」されていることに気付かない子供。 他に生き方を知らないから、吐瀉物に塗れて寝る浮浪者。 毎日死体に遭遇することが生活の戦地。 内戦と言う言葉も知らず、毎日人を殺している少年兵。 死も性も無く、ただ人としてグロテスクな場合もある。 毎日親の罵りあいを聞く子供とか。 意識がはっきりとしていると伝えることの出来ない障害や老化。 人が苦しむことに何も思わない群集。 繁殖、食事、排泄、老化、生きてることはグロテスクで。 有機だけかと思うと、鉱石や結晶の成長もそう変わりなく。 日常が平坦ならば、その作り物めいた平穏を支えている多大な犠牲と無駄に、グロテスク以外を感じられない。 瞬間だからこそだと、思うのです。

2007/10/08(月) 金木犀 新しく始まったガンダムOO、見てみました。 女子向けとの評判と、メンバーの勧めで。 とりあえず、キャラ名が覚え易そうだと思いました。 特に主役陣の名前が。 続きは、見ることがなさそうです。 テレビを見る事に慣れていないので。 庭に猫が来ています。 姿はあまり見えないけれど、鳴き声が聞こえるので。 あとでマタタビを撒いておこうと思います。

2007/10/07(日) 「氷の心臓」 「GODCHILD」胡蝶様の個展にお邪魔して参りました。 場所はデザインフェスタ・ギャラリー。 外観も内装もアーティスティックな建物です。 現在は一階部分が白と黒を基調とした、ざらりとした質感の内装になっており、大変好みでした。 ラフ画の様な質感で、白黒写真を撮影したら面白そうな。 展示スペースは一室分。 人形だけでなく写真、映像。 ディスプレイまで楽しめる素敵な空間でした。 胡蝶様のお人形は、お人形と言うよりは「レプリカ」だと思います。 御自身の製作動機を含めても、人よりも、もっと理想の形を求めていらっしゃるような。 和風からゴシック、周囲の雰囲気を細かく区切った展示の演出など学ばせて頂くことも多いです。 写真集の発売、おめでとう御座います。 SDなどのドルフィーファンと、創作人形のファンは割合に分野が分かたれていると感じるのですが。 耽美で美形なドールは見る人を余り選ばないと思いますので、お勧めです。

2007/10/06(土) 「盲目女王」から連想するのは <私が間違わない限り 　私の言う事に間違いは無い> 母父性、凶暴性、凶悪、強制、暴力、高慢、反抗。 力ずく、肉体、性、繁茂、自立、孤立無援。 強い、優しい、鋭敏、君臨、意識的、理性、耐久。 許容、管理、拘束、力、苦痛、高圧的、リアリティ。 確立した、屈さない、高密度の、明確な、乱暴な、虐待された。 鮮明にする、強調する、無駄の無い、徹底的な。 肉体的な、リアルな、徹底的な、一方的な。 バイセクシュアル、旺盛な、肉食の、冷徹な、君臨する。 ペット、平等な、固有の、揺らぎの無い、皮膚感覚。 革、拘束具、金属、刃物、瞳。 「編集」がフィールド。 分担と、メンバーの管理が担当。 方向を修正し矯正する。 理性と安定を提供する。 ブレーキ。

2007/10/05(金) BBS交換 BBSにあまりに広告が入りますので、一時撤退として他の掲示板を嵌めました。 しばらくこちらを御利用下さい。 何か御不自由が有るようでしたら、是非拍手などでお知らせ下さい。 リンクの変更と更新を。 １月プーリップ「マイ　メロディ」。 アニメカラーはデフォルメに似合いますね。 １月のダル「ハングリー」はHANGRY&ANGRYコラボ。 フードは可愛いのですが、激しい黄色に目が落ち着きません。 ２月のテヤン「オリゾン」はh.naotoコラボ。 服の気合は凄いのですが、ウィッグの気合は空回りしているような気がしてなりません。 ＞黒壱ネム様 書き込み有難う御座います。 広告対策としてBBSを変更してしまいましたので、こちらでお返事させて頂きます。 リンク変更、完了致しました。 後程メンバーがサイトの方へも、挨拶にお邪魔させて頂く予定です。 ドルフィーの写真、御覧になって頂けて嬉しいです。 自分達でメイク・カスタムしているものは技術的に拙いもので恥ずかしい限りですが、カスタマー様のメイクはいつも大変意欲を刺激してくれます。 ネム様の作品は立体も平面も素敵ですから、ドールのカスタムも是非拝見してみたいです。

2007/10/04(木) 「悪源」から連想するのは <生きなくちゃいけないって　誰が決めたんだ> 徒歩、移住、定着、改造、偏愛、達観。 思考、孤立、浮遊、剥奪、奇形、マイノリティ。 多種多様、理解、傍観する、観覧する、干渉。 気負わない、観察する、変化しない、博愛の。 中性の、動物的な、侵食する、狭間、粘質な。 感覚的な、曖昧な、鮮明な、遠い、許容、認識。 触感を好む、収集、平等の、容赦無い、剥離した。 ネクロフィリア、ピグマリオン、内臓、骨、皮膚。 生物としてのヒト、無差別な、区別しない。 本、硝子、人形、血液、劣化した金属。 「人形」がフィールド。 行動と、現実化が担当。 複雑なものを飼育する。 行動と保存を提供する。 車輪。

2007/10/03(水) 「創天」から連想するのは <結局最後には感情しか残らない> 騒乱、躁病、回転、祭典、色彩。 耐久、記号化、距離、接近、野生的、キメラ。 短命、受容、容認、行動化、動物、感性、活性。 花の様な、激しい、理解されない、抱擁する。 変化させる、見送る、優しい、強い、自由な。 少女的、濾過された母性、反応、乱反射する。 リズム、言葉、脳、音楽、デフォルメ。 ファンタジー、理想、夢幻、乱舞する、移行の自由な認識。 認識と行動が近接する、環境に左右されない、意識の自立。 柔軟、柔らかさ、丸み、四方へ伸びる手足、運動。 フィギュア、コミック、アニメイション、ネットワーク。 「創作」がフィールド。 発案と、多様化が担当。 単純なものを拡大し展開する。 熱と回転を提供する。 エンジン。

2007/10/02(火) 「蒼罠」から連想するのは <てばなすぐらいなら　たべてしまう> 死、憂鬱、静寂、沈黙、停止、空間、無時間。 病弱、腺病質、薄弱、脆弱、漂白。 脆い、薄い、儚い、清い。 無望、希釈、飽和、不変、無性別。 隔離、隔絶、取り残された、進まない。 和風の、寂しい、少年じみた、病室。 余分の無い、最低限の、繁殖しない。 タナトフィリア、標本、骨、アンプティション。 歩けない足、動きの足りない肺、緩慢な恐怖。 シーツ、本棚、辞書、万華鏡。 「言葉」がフィールド。 添削と、余分なものの削ぎ落としが担当。 繁雑なものを純化する。 必要な静寂を提供する。 梶。

10月絵日記の続き

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