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2007/01/28(日)
ピアス
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ピアスをするのは気持ち良いと聞きましたが、確かに快感でした。 穴が固定し始めた頃が好きです。 肉と、柔らかい皮膚のトンネルが形成されてきた頃。 その中を樹脂製の軸が通り抜けるのが好きです。 どことなく性的な気持ち良さですが。
自分はアセクシュアルなのかと思っていました。 最近は違う気がします。 ただ正常でないだけで。 でも、何となく自分の方が正常だという気分もあるのです。
凄く辛い思いをした後の、一息ついた瞬間とか。 誰かを思いっきり殴った瞬間の手応えとか。 逆に、痛くて痛くて死にそうな時とか。 気絶しそうな、一瞬前の危険な意識とか。 柔らかい猫の腹の触感や、生クリームを舐める舌の感触とか。 幼児の柔らかい皮膚とか、老人の皺だらけの掌とか。 運動している人間の、足に力が入って筋肉が収縮するのを目にした瞬間。 眠りに入る時に、自分の死を考えている時。
そういう時間の方が、よほど快感だし、それは性的なものだと思うのです。 自分の体内に子宮があるということ。 それは何の為なのか考えること。 遺伝子とか、種とか、そういう事に関連した快感。 それこそ生命の根源的な衝動だと思うのですけれど。
どうにも難しいですね。 実践しようと思っても、伝えようと思っても。
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