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2007/01/29(月)
他人
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人間関係は非常に危うくて、面白みのあるゲームだと思います。 他人という言葉で自分以外の人間を表すなら、全ての人は他人。 Natutatismの四人も例外ではありません。 それぞれが色々と違う部分を持っていて、それが面白くて。 でも、違う以上は衝突や嫌悪がどうしてもあるものです。 増してや、友達という感覚もそこまで高いものではないのですから当然です。 それでも、関係を持っていたいと思う。 そこが稀有な価値なのだと思うのですが。
主導権とか支配権とか、それぞれが感じる微妙なものも有ります。 互いの態度に納得がいかなかったり、腹が立ったり。 それをどこおまで諫めて、どこまで咎めるかが加減なのですよね。 楽しく面白く思いますが、酷く退屈でも有ります。
困難なゲームは苛立ちますが遣り甲斐がある。 簡単なゲームは苛立たないけれど遣り甲斐も無い。 温和な人間関係はぬるま湯に似ています。 入っていると心地好いけれど、長く浸かると体が冷える。 私自身が熱を持つ為に、冷たい空気の中で足掻くことも必要なのです。
自分が自分であるということ、他人が他人であるということ。 それを興味深く思います。 ‘違う’ことで存在する自我を愛おしく思います。 例えそれが孤独の根源なのだとしても、愛おしいことに変わりなく。
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