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2006/09/15(金)
文字執
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「Tu fui, ego eris.」を更新するとどこか薄れる感じがします。
随分と私自身が強く出ている場所です。 性と死が強く出ているという事でも特異です。 棺の中の寝顔を人様に覗かれている気分です。 病室での自慰を人様に見せている気分です。
見ている方には不快な方もいるのではないかと思いますが。 私自身が不快に思われることも多いので致し方ありません。
全く意味を成さない言葉の羅列も多いです。 万華鏡の様に言葉を散らかして遊ぶのが好きです。 偶々気に入る形が出来た時には、人に見せてみたいものなのです。 意味は御座いません。 口に出して舌で遊ぶ飴のような、ただの所作の一つです。
私の文字には死臭がすると言われた事があります。 それはたった一つのテーマでも有ります。 死と生は背中合わせといいます。 私の薄い言葉では、何を語っても背後の死が透けてしまうのでしょう。
人様に生を死を思い生きよとは思いません。 けれど私は明日に見える死を前にして生きています。 そんな壊れたヒトの残す文字です。 お読み頂いた方には感謝を。
ちなみに一人称が男性的なものも多いですが、性別は意識していません。 敢えて言えば性別が無い事を意識したい時がほとんどです。 意識したい時もあるので区分しては言えませんが。 年齢を低く、そして性別を曖昧にしたいです。 人間ではない何かになってしまいたい様な気分で選んでいます。
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