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2006/09/29(金)
少女
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うっかり「シムーン」を見てました。 あれは結構印象が強かったです。 容姿を無視して全ての声が女性なのが画期的でした。 見ていて不思議なイメージが持てそうです。 機械類の有機的な螺旋形態もなかなか綺麗だし。 性別に関しての変化システムも好きなテーマです。 最終回は「それでいいの?」と思ってしまいましたが。 私は何もかもすっきりと終わらないと落ち着かない性質です。
百合とかGLとか呼ばれるジャンルは好きです。 無論薔薇とかBLの方も好きなのですが。 少女の方が、より‘死的’なイメージが感じられて。 少年よりも少女の方が、元から美に属するからかもしれません。 弱者はより繊細のイメージに近くあるものですから。 そして、少女同士は大抵プラトニックです。 性の平等でも対等でもなく、性自体がほとんど存在しない。 女性というよりも人形の様で、いつまでも変わらない。 永遠性を、停止に求める傾向が強いのでしょうね。
女性がBLに求めるのはどちらかと言えば解放。 男性がGLに求めているのはむしろ抑制だと思います。 拘束と停止の中の、細々とした綿密な永遠性。 かといって無機質には向かわないのが不思議です。
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