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2006/10/09(月)
寂寥感
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この季節は妙に寂しいね、という話をしていました。 多分気温が下がると肌寒いからでしょう。 メールの件数さえ増えている気がします。 食費も増えるし眠気も増して、どうにも大変です。 冬眠がしたい。
それでも寂しさの正体の一つは、幸福感ではないかと。 幸せだと、それが終わるのが寂しい。 しかも謂れの無い幸福感は謂われなく終わるので、より切ない。 唯でさえ眠りの気配の強いこの季節。 眠りは一瞬の死、死は永遠の眠りです。 だから全ての終わりである死が予感されて悲しいのでしょう。 けれど、その全てが幸福だからこそ。 幸せで寂しいなんて、贅沢な事です。 メンバーなんて死ぬのが怖すぎて死にたくなる時があるのだとか。 死にたいほどに幸せ、だと思うと実に幸福なことですね。 人生を生命を謳歌しているのですから。 只の消費に終わらないことを望むばかりです。
物が捨てられない人程死を思わない、と聞きました。 終わりを知らなければ限界を学べない。 だから取捨選択が出来なくなるのだとか。 部屋が片付かない身としては身に染みる話です。
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