モンリーの小部屋
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2009/11/23 土曜の夜は気合いを入れろ!〜そして伝説へ〜
2009/11/14 土曜の夜は気合いを入れろ!
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2009/04/30(木) 伝説の男
伝説の男には彼女がいる。

誰も信じてくれないが本当にいるのだ。

非難を覚悟で言わせてもらうが
かなりきびしい感じの人なのだ。
容姿も性格も。

まぁだからこそ伝説の男なんぞと付き合っているんだろうが。

とにかくプライドの高い伝説の男
彼女には借金の事など全く話していないらしい。

だが誰か私生活で奴を止める者がいなければ
仕事が終わった後にあの男は何をしでかすかわかったものではない!


今回親が入院中という事で言う事が出来ないのなら
肉親の次に近い存在の彼女にすべてを知ってもらうしかないではないか!


普段から彼女に叱ってもらい無駄遣いをセーブしてもらおう。


だが伝説の男は自分では彼女に言えないと言う。

常日頃、彼女に偉そうにしてる伝説の男。
そんな弱味は見せれないのであろう。


そして何故か俺に伝えてほしい!と頼み込んできた!

一体どういう訳だ?

その時はあまり深く考えず

俺が言ってもいいのならパチンコだけではなく
デリヘル、風俗の事まで洗いざらいブチまけてやる!!


何て思っていた。

だがこれは伝説の男の巧妙な作戦であった!

それがわかるのはもう少し後の話だ。

とりあえずは伝説の男の彼女へとメールを送る。

奴の素行、借金がある事、その借金が出来上がった理由。
風俗、デリヘルをやりまくっている事。

伝説の男が借金を返す気はあるが自分1人では返せないと言っているので
彼女さんも力を貸してあげてほしい!

という様な内容を
熱き思いでメールに認め俺は送信ボタンを押した。


メールは伝説の男の彼女の携帯へと飛び立っていった。


後は伝説の男次第である。

家に帰り怒れる彼女をなだめ、借金返済の味方にしなければならない!


風俗、デリヘルに行きまくっている伝説の男。

最悪の場合は破局という可能性もある。

となっても俺に責任はない!
俺に変わりに伝えてほしいと言ったのは伝説の男である。

文句を言われる筋合は無い!

がんばって修羅場をくぐり抜けてこい!


元々すべては自分で蒔いた種なのだ!


次の日奴がどんな顔でやってくるのか?

今から楽しみでしかたない!

今も泣きそうな顔の伝説の男…と思っていたが案外余裕な顔の伝説の男。


何か良案があるという。

だがその良案が後にまた俺達の怒りを買うのである。




つづく

2009/04/29(水) それでも僕はやってない
下段の真ん中!


俺じゃないからね!


お間違いのない様に!

2009/04/25(土) 伝説の男
収入は30万円を越える伝説の男。

毎月の必要経費
家賃、公共料金が約10万円。
借金返済に10万円。

実際は借金を返済していないので-10万円。

???
20万円以上もの使える金を手にしていながら
何故に借金があんなに増えていくのだ?

どんだけパチンコ、風俗と遊びまくったのだ?

考えるとかなりムカついてきた。
こんな奴を助けねばならないのか?

と思ったが
男の約束だ!アイツががんばって返済している限りはやってやらねばならない。

とりあえずこの無駄遣いを止めさせれば
あっという間に完済ではないか!

だが金を持っているとついパチンコに行ってしまうと言う伝説の男。

それならば
必要経費だけ渡し残りは事務所の金庫に預け、伝説の男の必要に応じて出金する。

このダメ人間にはぴったりのアイデアはどうだろう。

と意見すれば

「それはダメです。」

と伝説の男。


テメェに決定権はない!!!!

だが今月だけはどうしても勘弁してほしい!と言う。

訳を聞くと

「家の更新があるから…。」

それならしょうがない…。

とでも言うと思ったのか!?
このバカはつい2か月程前に

「今月更新だから金ないよ〜。」

と言っていたのである!

もう2年も経ったのか!!

嘘をつくならもっとマシな嘘をつけ!

勿論伝説の男の意見は却下。

すると伝説の男はこう言った。

「今、親が入院して何かと金がいるから…。」

どうやらこれはホントらしい。

何故に最初からそれを言わない!

すぐバレる嘘をつくから本当の話まで嘘に聞こえるのだ!

というか親が倒れたというのに一体何をしているのだ!

とんだ親不孝もんだ!


何にしても親が倒れたとは問題だ。

しょうがないのでとりあえずは伝説の男自身のやりくりを信じる事にした。

伝説の男は
親には再び膨んだ借金の事は言っていないらしい。

入院中にこんな話を聞かされては心労が増すばかりである。

なので今回親には黙っておき真面目に返済して早く親にも金を返して安心さしてやれ!
という事になった。

だがこいつはすぐに裏切る!
裏切りを防ぐ為奴の周りを固めておかねばすぐに返済を止めるだろう。

前はそれを奴の親に託したのだが
やはり親、あんなダメ息子でもかわいいのだろう。

そして伝説の男も親には強気なので防波堤にはならない。


あいつしかいないか…。


つづく

2009/04/23(木) 伝説の男
事もあろうかパチンコに入り浸っていたと言う伝説の男。

さっきまでは

「パチンコなんてやっていない」

と言っていたのに。

よくそんな嘘をペラペラと言えたもんだ!

こんなに堂々と嘘をつけるという事は
きっとパチンコ以外にも
今まで通り風俗にデリヘル、出会い系などもやっているのであろう。

とりあえず聞いてみよう。

俺「お前さぁ。ホンマにパチンコ以外行ってへんの?」

伝「行ってないって言ってるだろ!」

また逆ギレだ。

コイツは自分の立場がわかっていないのか?

だがこの逆ギレでパチンコ以外にも必ず何かある!と感じた俺は徹底的に追及した。


伝説の男の財布の中は汚い。
レシートを捨てないのだ。

そんな奴の財布の中を調べれば何に金を使ったかは一目瞭然なのである。

すぐさま俺は財布の中身を見せる事を要求した。

伝説の男は有り得ない程拒絶した。

何か隠しているのがバレバレである。

財布の中を探ってみると
出るわ出るわ!

風俗の名刺が5枚もでてきた!

これはどういう事だ!

と問詰めると奴は

「すいません…。」

と泣きそうな顔で許しを乞いだした。


さっきまでの強気はいったいどこへ?


それよりも何よりもこの話を始めてから伝説の男は嘘しか言っていないではないか!

嘘に嘘を重ね現実逃避をしていた。

結局はパチンコ、風俗をやめる事が出来ず
再び借金を200万円まで戻し親には鐚一文返済していないらしい。

ここまでの話を聞き殆どの同僚が

「またかよ!」

と呆れ返っていたがコイツだけは違った!

元ボクサーの後輩である。

元々曲った事が大嫌いなだけに

様々な人を、何より親を裏切った事が許せない!

怒り狂う彼に怯える伝説の男!

今にも伝説の男を殺しかねない勢いの後輩を止める為に

再び伝説の男に借金返済を約束させた。

だが口先だけの奴の言葉を信じる者はいない。

だが伝説の男は言う。

「今度は本当にちゃんと返すよ!俺は金は借りたくても借りれないから返すしかないんだよ!」

またもや逆ギレの伝説の男。
ほんとに殴ってやろうか。

とりあえず俺達は伝説の男がほんとに反省し
今度こそ真面目に返済するなら協力してやる。
という話になった。

「ありがとう!」

と涙ぐむ伝説の男。

これが完全に上辺だけの芝居と知るのはもう少し後の話だ。

まぁだいたいわかっていたけどな。


つづく

2009/04/21(火) 伝説の男
借金を返している筈の伝説の男。

何故か使用する消費者金融がもう1社増えたと言う。

前回の借金騒動と同様
ここから増えていき嘘が暴かれていくのであろうか。

とりあえずは事情聴取。

ここは俺が聞くよりも元ボクサーの後輩に頼んだ方が
伝説の男も畏縮してすべてを話してくれるだろう。

少し後輩に任せてみる。


後「テメェ何嘘ついてんだぁ。ホントに人の事ナメてるよなぁ!」

伝「ナメてなんかないよ〜。」

後「俺と約束したのに、パチンコ行ってんじゃねぇか!借金まで増やしやがってよ!!」

何も答られない伝説の男。
へらへら笑うしかできなかった。

後「へらへらしてんじゃねぇ!!」



静寂の中に響くこの後輩の怒声に伝説の男は震え上る!

そして奴の思考回路は正常に機能しなくなった!

運転している伝説の男
青ざめた顔で今にも事故を起こしてしまいそうだ。


俺「おい!大丈夫かよ!事故とか勘弁してくれよ!
とりあえず落ち着けって!ホンマの事言うとけや!嘘つかんかったら殴られへんって!」

それを聞いた伝説の男。
少し安堵の顔を浮かべていた。

殴られない…。
この一言が効いたのであろうか。
伝説の男はポツリまたポツリと真実を語り始めた。


その内容に皆驚愕した!

前回同様嘘で塗りかためられていた真実。

何と!前と同じで消費者金融4社すべて限度額パンパンになるまで借金していたのだ。

懲りない男だ。

何にそんなに金を使ったのだ!
と問詰めた所

「パチンコです。」

と言うではないか。

だか半年そこそこで200万円もの額をパチンコだけで消費できるものか?


パチンコだけではないだろうとしつこく問質するが

「パチンコしか行ってない!」

とまたもや逆ギレだ。

だが伝説の男の言う事を信じる者はもういない。
なにせさっきまでは借金さえしていない!

と言っていたのに蓋を開ければ借金まみれ。

パチンコしか行っていない!

というこの言葉を信じれる訳がない。

だが奴は頑なにパチンコだと言い張る。


「そんなにパチンコだけで金を使える訳がない!」

と俺達が言うと

「パチンコ屋に入り浸ってんだよ!」

と的外れの逆ギレだ!

パチンコに行って怒られたというのに…
何故行きまくっている!と逆ギレできるのだ。

完全に問題を履違えてるな。

ホントにバカな男だ。



つづく

2009/04/17(金) 伝説の男
車の中で詳しい話を聞いた。

とりあえずパチンコはたまにしか行ってないという。

伝説の男のいう事など端から信じてはいない俺。

今までの経験上、奴がたまにと言うのなら
かなりの頻度で行っていると思っていいだろう。

そんなパチンコの事よりも気になる事が俺にはあった。

確証はないのだが
伝説の男はきっと今借金を返していないのではないか?

というか
借金を増やしているのではないか?

パチンコの件で嘘をついていたという事は借金でも嘘をついているかもしれない。

伝説の男なら充分有り得る話である。

ある種の確信の様なこの疑問。

とりあえずパチンコの件での元ボクサーの後輩の圧力に弱気になっている今がチャンスだ。

さりげなく

俺「そういやぁお前後借金いくらやったっけ?」

伝「えっ!!いっ今はね!え〜と…………40万ぐらい?」

俺「ぐらい?ってこっちが聞いてんの!」

伝「今は……わかんない。」

俺「わからん訳ないやろ。そういやぁ最近明細も見せてけえへんよなぁ。」

伝「……………。」

俺「正直言えよ!今ちゃんと言うなら怒らんし、罰とか無しでええから!正直に言えや。」

伝「…………60万ぐらい。」

俺「さっきより増えてるやんけ(笑)なんでやねん!」

伝「40万までは返してたけど!20万借りたの!」

俺「何でお前が逆ギレしてんねん!アホか!」


とりあえず借金60万だと言い張る伝説の男。

それを全く信じていない俺。

俺「よっしゃ!じゃあコンビニ寄った時に借金残高調べるか!」

伝「ダメダメ!そんなのダメ!何で〜!何でそんな事するんだよ!」

俺「お前が嘘ばっかつくからやろ。最初からお前が正直に言ってたらこんなんせえへんわ。」

後輩「テメェ嘘だったらわかってんだろうな。」

この後輩の静かに放たれた台詞に伝説の男は焦り始めた。
目の焦点は定まらず、常にそわそわと体を動かしている。
そしてもう既に半泣きだ。


俺「正直に言えって。今言うなら後輩は止めたるから。」

伝「ぅ〜〜〜ぁ〜実は〜もう1社カード作っちゃいました。」


やっぱりだ。

でもまだきっと嘘をついている!

そういう男だ。

いつもと全く同じパターンではないか。

少なめに言っておいた方が罰が軽くなると思っているのだろう。

借金してしまった事に変わりはないのに。


バカな男だ。



つづく

2009/04/16(木) 臨時ニュースです
突然ですがライブのお知らせです。


4月18日(土)
新宿JAMにて

『JUKEBOX CANNONBALL Vol.5』

HOT DOG BUDDY BUDDYが主催する素敵な夜に
我らThe HIGHTIMES参戦いたします。

皆様足をお運びください。


詳しくはこちらまで
http://peoplesrecords.net/HOTDOGBUDDYBUDDY/


そしてその翌日

4月19日(日)は

中野heavysick ZEROにて

M&N'S Vol.4を開催いたします!

音楽ありファッションあり酒ありと
この春にぴったりなイベント
こちらの方も是非足をお運びください


詳しくはこちらまで。http://x42.peps.jp/monkidd?id=monkidd&_cus=jj9b91



臨時ニュースを終わります。

引き続き伝説の男をお楽しみください。

2009/04/15(水) 伝説の男
減り始めた借金。
誰もが伝説の男を見直していた。

やれば出来るじゃないか!
と誰も彼もが拍手喝采だ。

半年近く、毎月10万円ずつ借金を返していき
後は残金60万円である。

この調子で返していけば
半年後には借金はなくなる!
がんばれ!伝説の男!

と誰もが奴を応援していた。

だが忘れてはいけない!奴は伝説の男!

今まで幾度も人を裏切り続けてきた最低のダメ人間なのだ!
このままうまくいく訳がない。

そんな事を思いながらも4ヶ月が過ぎた。

借金の事もいちいち口うるさく言わなくても
自身でコツコツ返していってくれてるだろう。

と皆は一応信じていたのだ。

何より奴が一番今の現状を変えたいと思っている筈である。
がんばらない訳がない!


だがある日奴のポケットから何か落ちてきた。

その何かとはスロットのメダルだった。

たしかパチンコには借金返済まではいかない!
と自ら戒めていたではなかったか?

問詰めると奴はこんな言い訳をした。

「それはラウンド1でやったメダルだよ。」

すかさず俺は言ってやった!

「ラウンド1のメダルやったらラウンド1って刻印されてなかったっけ?」

勿論ラウンド1なんか行ってもいない伝説の男。
態度がしどろもどろになっていった。

怪しい態度に更に問詰めていくと

「パチンコはたまにしか行っていない!」

とまさかの逆ギレ。

有り得ない奴の態度に会社1の武闘派
元ボクサーの後輩がぶちギレた!

「テメェ何約束破ってんだよ!ブっ飛ばすぞ!」

この元ボクサーの後輩は入社当時、目に余る俺と先輩の伝説の男に対する態度に

「それはやり過ぎですよ!」
と伝説の男をかばってくれていた男気溢れる男なのである!

その時俺達は

「半年後にはお前もこうなるって。」

と予言していた。

そして予言は見事に的中!

かばってくれていた後輩をことごとく裏切り続けた伝説の男!

やはり半年でこの後輩は会社の誰よりも伝説の男にきびしい男になってしまった。

しかも元ボクサーだけあり腕っぷしが強い。

そして暴力には滅法弱い伝説の男。

この元ボクサーの後輩の事が一番苦手なのである。

その後輩がブチギレ寸前!すぐにでも殴られそうなのだ


もう平常心を保ってはいられない。


現場へ向かう車の中という逃げる事のできない空間で
伝説の男の顔はみるみる青ざめていくのであった…。


つづく

2009/04/13(月) 伝説の男
借金に借金を重ね、どこからも金を借りる事ができなくなった伝説の男。

なのに欲望には素直にパチンコ、デリヘルはやめない。

こんな事を続けていると破綻するに決まっている。

どうにもこうにもいかない伝説の男
最後の手段にと俺にすがってきた。

「俺はダメな奴だ。このままじゃ将来が見えない。この先何をすればいいのかまったくわからないんだ!」

と意味不明に訴えだした。

要は金を借りたいだけのくせに実に回りくどい。


話を聞いていた俺は

「知ったこっちゃねぇ!」

となる。そりゃそうだ。

というのも
今まで伝説の男には散々裏切られている俺。

入社当時にも似た様な出来事があり

「俺がダメな事をした時は、俺を叱ってくれ!」


とても先輩らしからぬ事を言っていた。

年上を怒るなど気まずい雰囲気だが
ダメ人間なりにがんばろうと必死なのだろう。

俺みたいな人間でも力になれるのならば
ここは心を鬼にして伝説の男の力になってやろう。

だが
ダメな所だらけの伝説の男。
俺は年がら年中怒っていた気がする。

俺に怒られてばかりの伝説の男。
自らが志願した筈の
奴のダメな行動に対する俺の怒りの指摘を
なんとアイツは

「おまえウザイ。」

とこの一言で片付けてしまった。

こんな事を言っておきながら
今また俺に助けてくれとすがりついてくるコイツの神経がわからないが
俺も鬼ではない!
助けてほしいというならば助けてやろうではないか!


とりあえず今まで行っていた
パチンコ、風俗、デリヘルには行くんじゃない!

そして返済は月々10万円と決め
必ず返済した明細書を毎月見せる事!

だが今までの経験上
口約束だけでは必ず裏切るこの男。

約束を破った際に何か罰則を与えなければ。

と思っていたら
何と伝説の男の方から罰則を作ってきた!

『誓約書 私伝説の男は今ある借金を返済するまではパチンコ、風俗にはいきません。この約束を破った場合いかなる罰でも受けます。』


署名捺印した紙を持ってきたのだ。

そこまでのヤル気なら今回は大丈夫だろうと誰もが思っていた。

事実借金の返済は月々ちゃんとしてるみたいだし
明細書も毎月みせてくれている。

借金も後60万円程になっていたみたいだ。

これで一安心と思っていたが

それが甘かったのだ!

アイツは伝説の男!

人を裏切る事を屁とも思わない最低人間なのである!


つづく

2009/04/11(土) 伝説の男
麗らかな陽射しの春。

春の陽気は人を無気力にさせる。

老若男女すべての人がこの気持ちの良い陽気に惚けている事だろう。

この男も例外ではない。

伝説の男…このモンリーの小部屋の準レギュラーと言っても過言ではないだろう。

まぁこいつの場合は春の陽気のせいではないであろうが。


とりあえず数々の伝説を持つこの伝説の男。

女、漏らし(大小)、ボッタクリ、ストーカー等
数え上げればキリがない程の伝説。

その中でもやはり金に関しては
知りうる中で一番最悪と言っても過言ではない程だ。

まず奴はパチンコに風俗、そしてデリヘルと
本能の赴くままに遊び惚けて150万円の借金をこさえた。
何を思ったのか、当時34歳の伝説の男
その借金を親にすべて肩代りさせた。

すでに年金暮しの親に。


どんな理由にせよ借金を一掃し足枷が外れた伝説の男。

親の為にも心をいれかえ真面目に働き、自分の将来に向け突進んで行くのだろう。

誰もがそう思っていた。

だが伝説の男は鬼畜の如き所業に!

なんと親には鐚一文金を返さなかった!

それだけならまだしも
伝説の男の借金は1年後には再び200万円にまで膨れ上がり
消費者金融も4社に増え、その4社ともすべてが限度額満額になり
にっちもさっちもいかない状態になっていたのである。


ここまではこのモンリーの小部屋を愛読してくれている人ならば存知あげているであろう。


伝説の男の恐ろしい所はこの後である。

再び膨れ上がらせた借金。

この借金の半額100万円を再び親に肩代りさせたのだ。

さすがに甘い伝説の男の親でさえ

「実家へ戻ってこい。こっちで仕事を探して自分達の目の届く範囲で生活してくれ!
もうお前を1人にしておくのは忍びない。」

と切に頼まれた。


が伝説の男は

「うるさい!俺は1人でもちゃんとやっていける!」

とまさかの逆ギレ!


1人でちゃんとできてない男のまさかの反抗!

親に総額250万円の借金を肩代りさせた男の台詞とは思えない。

だが世の中はそんなに甘くない。

消費者金融側もいつまでもそんな男に金を貸し付ける訳がない!


伝説の男はどこからも金を借りれなくなった。

毎月の利息だけで10万近くは取られる伝説の男。

なのにパチンコ、デリヘルはやめない。

そんな事を繰り返していた。
勿論生活はままならなくなったのは言うまでもない。



つづく


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