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2019/07/24(水)
今度はひと月後ね
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蒸し暑いけれど空が良い。青空と入道雲。久し振りだ。帰りに雲が崩れて北斎の昇龍を見たように思った。そうだ、今度小布施に出て葛飾北斎最晩年の龍を見て来よう。 眼科医は実にあっさりとしたもので光を当てレンズで両目をのぞき込んだ。「今度はひと月後に来てね」終わりだ。それは順調と言うことだとさっさと帰って来た。看護師は両目、裸眼で0.6.いいようですよと優しい。お酒は2ヵ月、温泉は1カ月、労働は2ヵ月、薬は日に4回ひと月。なるべく準じるようにしている。ビールは良いだろうひとつ位はと自分で判断する。きっとお酒だって1合を1時間かけてちびりと本でも読みながらならばそれは薬だ。それもこれから自分で決めよう。 村の役場に用事あり。ついでに最近決まったという介護保険の金額と支払い方を確認して帰る。「足滝」駅に昼に上り下りの列車が森宮野原でのすれ違いでここを通ると思い出して向かうのだけれど1時間早かった。飯山線は千曲川を眺めながら景色が良いのだけれど夏はおとなしい。うとうとしていると直ぐに飯山についてしまう。やはりこの線は冬、1月から4月までが乗りごたえがあるのだけれどここの鉄道会社は降ると直ぐに運休を決めてしまう。根性がないのだ。そりゃ赤字なのはわかるが散々地方路線を切り捨ててなお 残った少しのローカル線の採算をそろばんばかりはじいているのでは見るべき仕事をしているとは思えない。本来、国が敷設した線なのだから存続させるために国と交渉ぐらいしないのかな。もっとも国なんていうのはいい加減でそこから自立したと思っている会社じゃ意見も言わないか。どこかの興行会社とおなじだな。 私はレールフェチだから列車が来なくてもよいけれど、たまにはあの音も聞きたくなる。1回100円の賽銭箱でも吊るしておいてもらえればな、ちゃんと入れてやる。
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