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2019/07/17(水)
術後は順調のようだ!
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「それでは行ってきます」「気を付けて行ってらっしゃい。索道で行くのですか?」それに答えて頷いて右岸に渡った。お客は堰堤の上を行く私に万歳の手で見送った。どっちがお客か分からないこの宿のよくある景色である。 津南の病院へは8時半に行かなければならない。術後の検査である。だからはっきりしない眼を信じないで時間をかけて町まで下った。状況は悪くないのだろう、医者は薬を忘れないでと言うだけで何も言わなかった。それは順調ということになる。また来週の検査まで日に4回の目薬を忘れないようにする。結構面倒なのだ、目薬。 病院を出るとまだ9時を回ったころだった。村ちゃんと会って頼まれ文章の相談をして急に暑くなった津南の用事を済ませて急いで帰りついた。まだ1時前だった。 他人から聞いた話なので真偽は分からないがこの20日から雄川閣は営業を始めること。一泊は1万5千円になるということ。日帰り入浴は6百円だと聞いた。ひとつこの辺りにお出でになった際はお風呂にでも入ってもらいたいものだ。のよさの風呂は土日だけのようだし、切明は鈴木牧之が北越雪譜や秋山紀行に書いた温泉である。秋山郷にとっては何と言っても歴史の湯であるのだから。 ところで八月三日の法事は四日の間違いで二日から五日の夕方まで私は不在になる。ちょっと困ったことも出来したがどうにかしよう。 帰り道、中の平の道脇にある石仏に頭を下げて来た。個性のある良い顔をした小さい石仏だ。通ったら寄ってみればよい。見倉のトンネルを抜けて小屋を過ぎた右にそれはある。
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