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2019/07/16(火)
必死に元気で笑って暮らす
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日が暮れて雨が降りだし、止んでからまた降りだした。昼に電話をよこしたお客さんがやって来たのは7時の少し前だった。 早く起きてしまって今日の分のペットボトルを捨てに出て、収集が終わったころに明日の分の燃えるごみを捨てた。一度に二回分の仕事をしたことになる。どうだ偉いだろう。その帰りに久し振りに湯に寄って来た。女将さんはそれでもこのところ落ち着いているようでアサとチュウの犬たちもそれなりに元気そうだった。医者に止められているのでお風呂には入らなかったが本当はここの温泉には浸かってみたいと、この辺りの一番の温泉なんだから。 見学の人も立ち寄って何となく気ぜわしかった。聞くところによると切明の雄川閣の営業が20日から始まるという。秋山郷の最奥の温泉なのだからやってもらわなければいけない温泉なのだ。この先には志賀に抜けていい温泉はいくらでもあるとしてもここのお風呂はここで大切なのだ。そして始めたからにはやり抜くのが商売というものである。大変だろうが辛かろうがもっきりやと同じように泣きながらでもやり抜くのだ。と、私は思う。 変なカメムシが見つかった。これは臭くはない、カメムシもいろいろだ。空を飛ぶトビも子育てで疲れたのか尾羽打ち枯らしてでも飛び続ける。生きるということはそういうことだ。儲かる儲からないということではない。生きるということなのだ。
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