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2019/07/15(月)
私は決めた
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今朝のことだが用を足してふと便器を見ると汚れが見える。それくらい明るくなったのだ。見えたのだからきれいにするかと膝をついて水を流しながらブラッシを使う。終わりかけた時だが一滴の半分、いやもっと少なかったかちょっと水が目に入った。ありゃーと直ぐに目薬を差した。そのあと玄関前の階段を被う雑草が危ないと思って鎌を持って草を刈った。その時もちょっと目がごろっとなった。 ここに居てひとりでのんきにしていたとしても何かしら身体を動かさなければならない。そうしないと暮らせないのだから。術後の養生は気にかけている。看護婦は注意点を細かく伝え、目薬の差し方にもうるさい。もちろん私もそれを遵守するのだけれど完璧には出来ないし、守らなければ死んでしまうということでもあるまい。目に入ったごくわずかな水やちょっとしたゴミは私をすり抜けて入ってきてしまう。防いでいてもである。私はこう決めた。注意深く処して大胆に生きるべきだと。あれがいけないこうしてはダメだ、ちゃんと時間を守れと云うことは分かるが生身の人間でやりたくてやるわけではない。やってしまった後のことをはっきり自覚してやれることはやろうということにした。タイマーや目薬を持ち歩き目に入らないように閉ざしてペットボトルの水で目の周りを洗い柔らかいガーゼやメガネなんかで目を被う。それでもいけないというのならもう一度入院でもするしかなかろう。良いのだそれでよいのだと私は決めた。
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