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2019/05/21(火)
24日になれば志賀へも草津へも…
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屋根を叩く音は久しぶりで、朝方からより強く降り出した。中津川の水量は一気に増えて1時間ほどで濁流となって流れ下った。 朝食の用意をしながら暢気に寝ているお客さんの帰りの道の状況が気になった。何と言ったて「来るなら 来てみろ」の宿だとしてもお客さんの平安を担保するものである。私ひとりなら何とでもなる。しかし、お客さんというものは何も起こらないものと考えるものなので道が抜ける、斜面が崩れる、沢に土石流で埋まるといった私の心配など考えもしないものなのだ。福島の事故以来世の中は「安心・安全」とお題目を唱えるがそれは安心安全ではないことの裏返しだということを感得せず、言葉を聞いただけで守られていると錯覚する。だからここは「来るなら 来てみろ」と看板を掲げるのだ。 それは良いとしてお客さんは3合のご飯をぺろりと平らげて来るべき災害に備えていた。食べられるときは食べておいた方が良い。おかげで私はパンをふた切れになってしまうが、宿の務めだと耐えることになった。雨が収まったころに出て行った若者の車が5分帰って来なければ道は保たれていると確信して洗濯、掃除、カメムシ殺しを始めた。 中津川はゴンゴンと岩を呑み込んで下って行き、一枚写真を撮った。 ところで志賀方面の通行であるけれどもこの24日の14時には可能となる。ただ草津白根山周辺ではオートバイの通行は硫化水素?の影響で出来ないと聞いた。車は良いという。こういったことは走られる方がめんどくさがらずに担当役場へでも問い合わせて確認を乞うということです。
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