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2019/02/27(水)
怪盗猿はメスだった
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昨夜、お酒の代わりに飲んだ甘酒がいけなかったのか、甘いだけで寝入りが悪かった。おかげで3回も起きるようになって浅い眠りで同じ夢を見続けた。その日に見たドキュメンタリーでひとつは東欧ジョージア「テロリストの母」(?)という。二人の息子が、ISの戦闘員としてシリアに出て、残されたひとりの母親の哀しみだった。それと深夜「地雷撤去?」をニッパひとつで行う技量のある兵士の話。結局3回目の被弾で亡くなるのだがISが巧妙に仕掛けた地雷が子供を殺す。だから自分がやらなければならないと命を賭して除去をする兵士の話だった。イラクで戦う、ISとクルド兵を同日に見ることになった。こんがらがって何回も夢を見たのだろう。戦争は始ってしまったら、しょうがないと言った小説家もいたけれど、始めない方法を講じなければ、ジョージアの母やクルドの兵士の苦痛は止むものではない。と感じながら最後のトイレに起きた。 今朝は0℃なのだが芯から冷えた。湯治に行ついでだとゴミを持ってグリーススプレー缶を2本持って出る。中ほどでオイルが無くなったので続きは明日にしてゴミを捨てに向かう。 そのサルはごみステーションの脇にいたのだけれど気が付かず車を回した時にふと存在に気付いた。サルは動ずることなく止まった車をのぞき込んでいる。写真でもとバックすると脇をすり抜けて前を駆けて行った。左手首が見えないし歩き方も左足を引きずっているようだ。それで奴さんはメスなのだ。 人間と害獣と決めつけられたケモノとの対峙ということも、生き物の宿命で、イラクで人間同士のそれと同じで、ず〜っとつづくものなのかもしれないなと感じた。 今日は燗酒をちゃんと飲んでぐっすり寝なくちゃ。解決できない夢なんか真っ平だ!
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