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2019/01/08(火) 終わってホッとしている
 ひとりでの高所作業はもちろん注意するのだが、高いところに馴染めないので悪いことばかり思い浮かぶ。落ちたら痛いだろうなとか助けは来ないだろうとかちょっとだけれ気持ちが揺れる。落ちないように屋根に上るのだが、心の弱さに嫌になってしまうのだ。何年も前からそうなのだけれど線香を立ててから屋根に上がった。
 今夜からの大雪警報もあって10時すぎに準備を始めて雪を落とし始めた。前回の作業のおかげで今回は60cmほどの雪だった。落とし始めてサルの騒ぐ声に見回すと桜桃の木の上で見張りのサルが僕を見ていた。「手伝えばご飯を上げるから」と言うも知らんぷりで木の皮を食べ続けた。
 2時頃にどうにか終える頃には疲れて尻を着く始末だった。な〜に、きれいにしなくたっていいのだ下ろしてさえいればそれでいい。そんなに簡単に家は崩れないものだ。でも雪国にいるのだから怖くてもしょうがない。何だろうみんな降れば見上げて、屋根に上る。
 落とした雪を池に投げたりして片付ければ、まず線香を立ててからビールと一服。今日はもう何もしない。


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