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2018/08/29(水) 御婦人に縁があるのか
 二日お泊りになったご婦人は外をぶらりと歩いて「これはキンミズキよ!こっちはタデで、藍タデ 葉が黒っぽいでしょ」と持って来た。金水引とも書いて茶花だと教えてくれた。ご婦人というものは花が好きなようだ。
 仕事がいっとき切れて雨模様だったので薪運びは順延ということにして、頂いた長野県内専用のJAの商品券を使い切るべく志賀を抜け中野から飯山のJAスーパーに寄って松之山の大棟山博物館に向かう。700年も続く大庄屋村山家が明治に入ってから集めた書画、骨董が大きな屋敷の中に置かれている。一枚物銘木で敷かれた廊下や建物の内部を見て回るだけでも面白い。また戦後無頼派の坂口安吾の姉が嫁いだ先でもあって安吾も一時ここに居たという。見ているとひとり旅の初老の御婦人が私の前を歩いていた。お互いに話を交わしながら成り行きで十日町まで送る羽目になった。
 秋山にいることも楽ちんなのだが、時に風にさそわれて雨の山を走ったり 小さな町を抜けるのも旅だ。
 「上境、桑名川、西大滝…足滝」と飯山線のレールを見るのもまた楽しみである。
 帰って見上げる空は一気に秋でつい先までの不良者だった暑さはどこに姿を消したのかと感じた。
 さ〜てあしたは降らなければ薪をはこぶか!


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