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2018/02/16(金)
深刻な申告で、しょがない
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−5℃から1℃までの気温でありました。暖かいということはないのですが洗濯を始めてします。以前寒い時洗濯をすると排水が凍っていてひどいことになった。でそれが記憶に残っていて今までは風呂場で下着や靴下だけを手洗いしていた。 いろいろチェックして洗濯を完了し、続きの申告を行う。今年の申告はちょっと深刻になっていた。始めた時から赤字はず〜っとなのだし一泊二食三千円を続けるとすればこれはしょうがない。値上げをしないとお客さんが怖がって来ないと心配してくれるお客さんもいるが面倒だから今年も一、二、三のもっきりやで行こうと決めた。確かに一泊三千円は常識的には安すぎる。でもたいした料理も出さず寒い部屋に通される一泊一万円よりかはいいだろう。宿なんて言うものは江戸の時代からそんなもので一日の日当を越えるものではないと考える。私はひとり者でうるさいご婦人が脇にいるのでもなく平穏な一晩を提供するのなんざ気楽なものだ。その分お客さんなんかも了解してくれてわがままを言いたくなったとしても我慢を承知ということになる。何時だったか仁成館に素泊まりということで泊まった若者が「ごはんまだですか」と聞きに来たことがあったと猛さんが笑っていた。鉄道の混んだ自由席でここは私の席だとおっしゃった若者がいたと聞いたことがあるがおじいさんたちはちゃんと教えてやらねばならない。でももっきりやでは素泊まり以下の料金で朝と夕のご飯が出る。そのことをどう教えるかと考えている夜である。今時の人間は私にとっては宇宙人だからな! 申告を終えて外の雪を二時間ほど片付けた。久し振りで手のひらに豆が出来た。「俺もやわになったものだ、若い者を揶揄していられないか!」
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