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2018/12/05(水)
ガラ系ピンチと旅の予定だ!
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携帯がダウンして画面が出ない。さてどうにもできない。電池を外して再度充電したが赤いランプが点滅するだけでどうしようと困った。しょうがないので津南の電話屋ショップに向かう。秋山林道を走ってブナ林を抜けて行く。 携帯の電池が弱って100%充電したとしても電池の容量は35%しかないという。それに赤い点滅はバッテリーを変えろというサインだという。じゃ、新しいものをと求めるとすでに生産は終了して在庫は無いという。だってそこに同じものがあるじゃないかというと新しいものは違った電池が使われているとひらりという。それにこの機械はどこかで買ったものでしょう?ともいう。良く分かるものだ。だからといってガラ系のものは先が無いのに何万円もだして買うことはしない訳で、スマホに替えても旧機種で6万円近いという。おまけに毎月の利用料金は6500円は最低価格だともいう。対応に出たお嬢さんはなかなかの美形なのだがその対応はだとも電話屋会社の指示に従わないお客さんには取って置きはお知えられないといった感じなのだ。そういう会社なのだろう。もし真剣に僕の疑問に答えてくれるのならそれなりに僕も考えるのだけれど格安スマホなんかを持っている人は相手にしないといった感じだった。この会社も社内では何も理解できない人には適当に対応して寿命が尽きるのを待てばいいといったことらしい。どうもこのところの大きな会社は余裕がないな〜と感じて外に出た。きっといつかこの会社のお偉方がテレビに向かって頭を下げるようになるのだろう。まっていようーっと 在宅だった友人のところであぐらをかいてそんなことを話すと、じゃ〜楽天で見てみようということになって何と1分もしないうちに新品の電池を2000円で入札した。そうか!そういうことかと感じ入ったが、電話屋のおねえさんはそこまでは教えないものなのかとも理解した。やがてサービスが終了するガラ系の携帯を持っている人はやがて使えなくなる電池の予備を今のうちにストックしておいた方が良いということだ。 どうも僻みっぽくなったが世の中について行けない老人の特性でもある。社会では老人は員数外なのだから、負けないように焦らないで対応して勉強しなくてはいけないのだと感じた出来事だった。面倒な世の中になりやがった! そんなことは良いけれど旅は決まった。十日町を始発で出て、米坂線に乗って東鳴子で泊まる。翌日は八戸に出て安藤昌益資料館を見てそこで泊まる。さて次の日が大忙しで八戸から野辺地、大湊でお線香を上げて取って返して八戸から谷地温泉(八甲田雪中行軍の関係地?)で泊まる。それから花巻に向かい鉛温泉、大沢温泉と転戦して20日の夜行バスで帰るのだ。どうだ!といってもこれは高島平の旅人のご指導によるもので甚だ情けないが温泉行脚で痛めた肋骨やら壊れそうな膝をお湯の中でなでてくることにする。しかし何だね、時刻表が読めない。いや目が悪くてさ、何回も同じページを括る始末。電池といい時刻表といいそういうことなんだと実感した。これからが大変で若い者には相手にされない、進む社会にはついて行けない、御意見番になんかなるつもりはないが、しっかりしなければ、きちんと生きなければしっかりと死ぬことも出来ない。八甲田山を見ながら明治39年の亡くなった210人の兵卒の苦しさも分からなくなっちゃう。これからのために18切符を握りしめてひとりで歩いてこなければならんということだ!旅だって大変なのだ。
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