|
2018/12/03(月)
暖かい、汗までかく
|
|
|
仁成館の御主人の祥月命日だった。 賀状をどうするかと考えていたのだけれど文が出てこない。それでも座っていたのだけれど諦めた。そんなときは別のことをしていたほうが良い。 毎年雪の頃になると索道で対岸に渡って20mほどの高さの傾斜を上るのだけれど今年の雪は遅いと感じていて、遠回りとなる車道を避けて一気に駐車場に上る道のやぶを刈って道を作る。降って来たらこれが直近の道になる。今日は気温が高くカッパなんかを着ていて汗だらけとなった。登って見返すともうちょっと緩やかなコースも取れそうなので巻き道を作った方がいいかもしれない。明日だ! 湯に上がって猛さんにお線香を上げてお風呂をもらう。お上さんは先週に猛さんのお仲間が来て古いパイプの破損個所を直して行ってくれたと話した。毎年この時期になるとパイプの破損が出て猛さんは雪の中でひとりで直していたこともあったな〜。そういったことが古くからの友人のようになったお客さんに伝わるのだろうか、彼らがいま支えてくれている。亡くなって4年になる猛さんの魅力なのだろう。仁成館の歴史と伝説のようなことだ。そうなると僕は頂いたお風呂への義理として洗い場のタイルを磨いたのだけれど明日はお湯を抜いて内湯を洗ってこようと思う。猛さんへの義理と人情のようなものでここのお湯は守らなければならんだろうと感じる。いや大したことは出来ないけれどやれることだけだけれど、もっきりやもあるのだしと僕の義理と人情は実にやわだなと掘った穴にうつる顔から目を逸らした。
|
|
|
|