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2018/12/25(火) 旅の終わり
 旅の途中で都会に向かい、その波にのまれて旅のほんわかした気持ちが吸い取られたように感じた。旅はそこで終わったようだ。
 報告しておこう。あれから僕は遠野に向かい立派な真面目な遠野物語の館を見たのだが心に残ったものはDVDで見せてもらった語り部役のご婦人の話だった。そこで僕もDVDを3部 買い求めて新そばをすすり熱燗をのんだ。そこからバスで伝承館に寄って例の作られた河童渕を覗いて遠野YHに向かった。YHで2段ベットへの寝具の設置に苦労して洋風の夕食を頂いて横になると9時を越えていた。一番のバスに乗って北上線を目指すもバスは遅れて連絡せず。一本遅れて花巻で少しの時間を追いかけて賢治碑を見るべくタクシーを走らせて帰ったがここでも列車に間に合わなかった。それでも水沢を見て北上線から田沢湖線に乗って盛岡へ帰ったのが7時になった。夜行バスで渋谷へ帰り着いて山手線に向かう人の群れに足が止まる。流れに乗れなかった。荷物を津南へ送ってから友人のお誘いを受けて牛久。翌日は千住時代の友達たちと会って調布へ泊る。膝が痛くてふらふらと歩きなれた道を行くのだが年寄りの歩みだった。連休の18切符の混み方を気にして24日に新宿から10:12発の快速で高崎、水上、越後川口と回って十日町には16時だった。津南で泊めてもらって帰り着いたのだが吹きだまりに無理して突っ込んでスタッグする始末だった。
 帰ってゆっくり足を伸ばして寒い部屋で僕は人心地をついたようだ。とにかく今回の旅の、東北の自炊宿それぞれに懐かしさとゆとりを感じた。温泉の洗い場なんか使わない、こんこんと流れるお湯とゆげとぼんやりと灯る電球とその暗さに心がざわめいたことが発見だった。この調子でぼんやりと暮らして世の中にひたってみようと思っている。旅は良い。


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