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2018/12/10(月)
新選組の旗をひらめかそう
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雪は止んでしばらくすると陽が差した。その時の嬉しさはニコッと笑顔の中に仕舞われた。日差しの嬉しさは東京の人には分からないだろう。いや、嬉しさが違うのだ。 気温は−2℃、寒かった。 賀状のあて名書きと一口メモの書き込みの後 索道を渡る。ロープには雪がついている。今はまだ気温が高いがこれから本気な冬になるとワイヤーを含めてガリガリに凍って往生になる。まだロープをゆすれば良いだけだが年が変わればまず空搬器を対岸に渡して雪を落してからでないとワイヤーに凍った雪で搬器(かご)が動かなくなる。だから昼までは対岸には渡らないようになる。普通では出来ない体験だ。 今朝、向田邦子さんの「阿修羅のごとく」を見た。今夜にも再放送があるようだ是非見たらよい。こういった辛口のドラマは今は出てこない。ここにはDVDもあるから見にきたらよい。ひとりでじっくり見なければもったいない。 湯には白菜漬けを持って行きお風呂にも入れてもらったが少しお湯が少ないのかぬるいのだ。素っ裸で露天に向かって暖まってから 戻って体を洗う。 屋号「のすわり」の福一さんのところで新選組の旗を受け取った。いや何でもいいのだけれどひらめく旗を見て気持ちを高ぶらせていたいからだ。赤地に誠、ギザギザの例の新選組隊旗のレプリカだ。僕は佐幕派だからこれが良いと思うのだが、高島平の師匠は新選組は赤ではなく萌黄色だと指摘を受けた。よく知っている。 それであて名書きの続きをこれから始める。そう云えば「すわり」の奥さんは旗をきれいだといいニコニコ微笑んだ。彼女もきっと佐幕派だと感じた。
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