来るなら来てみろ もっきりや
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最新の絵日記ダイジェスト
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2018/01/31(水) 明日はもっきりやに帰る!
 今朝の気温は−10℃を越えたとトマトの国の支配人が話す。なるほど寒い。道が凍っていると思って11時に津南から117に入る。問題はなかった。
 ここも充分に寒い。家の周りの水は生きていた。台所の水も大丈夫だった。屋根には1mを少し超える雪があったが襖はまだ楽に開く。もう少し荷物を持って来て明日は引っ越しをしようと思っている。な〜に早く帰ってきたほうがく気持ちも落ち着く。明日決行とするつもりだ!

2018/01/21(日) 人生は、飛び去るのだ!
 うす目を開けて外の気配をうかがう。カーテンを開けてみると降ってはいない。安心した。
 昨日硬い雪を鉄の平スコップで突っついていたせいか左を下に寝返りが打てない。で、今日は雪を構うのはやめようと考える。遅い朝飯を終えてお茶を飲んで手足を伸ばしている。天気は昼辺りからこの辺でも雪だと南さんは画面の向こうで注意を促している。じゃ〜昼までここでのんきにしていようと決めた。帰る準備に給湯器の水を抜いた。各所の水の通水を確認した。いつでも出れるように準備を終えた。
 ところで昨夜は「ライムライト」を見ました。老いた喜劇王カルベロと絶望した若きバレリーナ、彼女に助けられた作曲家のネピルが人生の中で過ごす時間が良い。カルベロは「山で 花を育てて暮らすのだ」という反面「私は雑草だ 刈られてもまた生えて来る」老いた人間の心の振れを言い表す。おかげで日にちを変えてから寝る始末だった。こんなことが私の気ままな山暮らしだけれど、そろそろ山に花を育てて暮らすころになった。早くても、遅くても友達と約束した山桜を植えたり、レンゲ菜の花を見てこの世のわずかな旅を終える準備をしよう。
 そうそう、カルベロはこう言っていた「親切にされると 寂しさが身に染みる」と…
 煙突の上の白い点は成田に向かう国際線の飛行機だ!

2018/01/20(土) もっきりや お泊り会だ!
 今日、明日。殊に明日の天気は良くないと予報が出ているけれど今朝の空を見て引っ越しの荷物を和山に持って行こうと出かけた。青空の下、秋山に向かう道は走りやすくむしろ楽しいとさえ感じた。鳥甲山も浮き上がるようにきれいだ。家の雪もずいぶんと解けた。
 もっきりやに戻って屋根から落として山のように積もった雪を池へ放り込んだ。表面の雪は固く平スコップで突っつくのだが硬くて胸が痛んだ。おまけに滑って2mほど滑り落ちる。これは背中からでまっ大丈夫だ。それでも2時間ほどで止めて蒼国来の相撲を見ていた。彼は負けたし、栃ノ心も負けてしまった。相撲というのはそんなものだろう。勝ったり負けたりそこが面白いのだろう。どうってことはないけれど。
 今日はひとりで手足を伸ばして映画を見ることにする。何がいいかな、」「カサブランカ」もいいな、小津もいいのだけれど今日はもう少し変わったものを見ることにしよう。「ライムライト」なんかどうだろう。きっと泣くぞ!

2018/01/16(火) 帰ってもいいと!
 昨日は少し興奮してたのかよく眠れなかった。部屋が寒いのもあったが朝のうちにやるべきことが多かったせいだろう。明るくなって起きてて玄関前の雪を雪消し水の中へ落としたり杉の葉を片付けたり池を突っついたりしていた。曇っていた空は晴れてきて昨日以上の天気になるように感じられる。
 朝食を食べると何だかず〜っとここに居たように部屋がなじんだようだたった。もうどこにも行きたくないように部屋中を歩き回ってひとつひとつの部屋、雑然と置かれたものをいとおしく眺める。それで一息入れて帰る準備をする。また来週まで待っていてくれとテレビを消す。

2018/01/15(月) 未練で帰れない!
 帰るつもりで来は来てみたが、雪に埋もれた我が館、気分で暮らした館でも、来てみりゃ未練で帰れない!
 これは映画「真空地帯」のラストで木谷一等兵が輸送船の船底で再び帰れない戦地に向かう時、ひとり唄う練監ブルースの元歌を今日の気分で歌った替え歌だ。そんな気分だった。
 会社にこの間のご迷惑とこれからの方針を話した後にひとり索道に乗ってもっきりやに帰った。もっきりやの流しがひとつ凍っていた。ストーブをつけてお湯を沸かし家の周りの雪を池に投げ込んで突っついて小屋に向かった。屋根の雪はきれいに落ちていたが玄関は雪に埋まっていてそれを掘り出した。帰って時計を見ると3時でまだ帰れたのだが雪も降らなそうだったので泊まることにした。ストーブをつけてガンガン燃やすと家がピチピチ音を立てて喜んでいるように感じた。せっかく帰ったのに尻に帆掛けて帰るなんざ大人のやることではないと思ったのだ。それとここに居れば何となく手足が伸びて自分が戻ってくるのが分かった。これといって好き好んでここに来た訳ではないがもう25年になるだろうここでの暮らしがたとえ肋骨6本折れたとしても骨身にしみているのだと感じた。これでいいと家を見回すと屋根の破風や軒が懐かしく思えた。
 こうしたことを何回か重ねて2月になったら今居るところを辞して帰って来よう。

2018/01/01(月) 待春風
 年が明けてただ春の風を待つだけになりました。本年も何卒よろしくお願いいたします。
 昨日の作業で少し胸も痛みますが、どうにか動くことが出来ます。昨日の結果はきれいな屋根を作れませんでしたがこの家にとっては十分な作業だったと思います。手伝っていただいた村山さん田中さん、野村お嬢様。昨日お帰りになった森本お嬢、ありがとうございました。これから私もいったん帰ります。今月は何回か帰って来て落とした雪を片付けなければいけませんがまずは骨折の養生をすることが第一であります。それで節分の頃にここに帰ってこようと考えています。皆様の健康と健闘を一年を通してお祈りいたします。


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