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2017/04/13(木)
山なんか 登ってはいけません
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いや山へ上ろうなんて思ってもいないので何の気もなしに切明に向かった。そこで僕を待っていた友人はにやにや笑いながら4本爪のアイゼンを渡す。いやこの時期ことに今年は雪が消えずに斜面を上る気はなかった。でどうして僕がびくびくしながら斜面を上ったのかよく覚えていない。とにかく朝は斜面が凍って怖かったし、下山は雪が滑って恐ろしかった。 アルバイトは5月の連休明けに始まるのだろうがこの頃の登山は高齢者向きではないのだ。つまり滑ると急峻な斜面では落差200m 一気の落ちるのだ。これでぽかんと死んでしまえばいいのだけれど生半可 死にきれないと言葉がない。口ではいつ死んでもいいと思っていても自分の番になると「ちょっと、待った」となるのだ。そこが偽物の証拠なのだが仏道で修行した高僧の悟りならば、いつでも来いと泰然としていられるのだろうか…いやいつ死んでもいいような超高齢な僧侶の悟りなんか聞きたくもないが…
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