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最新の絵日記ダイジェスト
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2017/01/21(土) 心強い、援軍だ!
 昨日はお客さんが雪下ろしと片付けに来てくれる。対岸を進む姿は頼もしくありがたく心強い、頭が下がる。
 雪の中着くとすぐに家の周りの雪を片付けてもらった。

2017/01/20(金) 問題を確認
 このところ水が減ってきたようで雪消し用の水が来ていない。どうなっているのか、水は生命線だ。
 周りの雪を少し片付けて水のタンクの除雪をする。タンクに入る水音はする。重いふたを開けてみるとタンク内の水が減っている。流量と出て行く量が同じで満タンになっていない。つまりタンクから水が漏れているのだろう。また90cmの井戸側を誂えて春に作り直さなければならない。このコンクリートのタンクはここへ来て初めにやった工事で技術がなかった。去年も直そうと考えたのだけれど水が来ているうちは問題ない。おまけに今年は発電所のトンネルの水が止まっている。補助の水が来ないので弱り目に祟り目だ。

2017/01/19(木) 気分を変えに行く
 ちらちら降り続いているけれども 昨日時間をかけて作った道は健在でそうなれば何といことはなく対岸に渡れる。車の調子を見ながら用事を思い出した。ワイパーはウインドガラスをはみ出して動いているが問題は今のところない。気にしないようにした。4日に帰って来てから初めての津南ということになる。なんだかポテトチップとかエビセンやポップコーンが食べたくなった。無いと食べたくなるつまらないつまみだ。そんなわけでドライブで気分晴らしに出る。
 穴藤あたりまで下がると雪は止んで晴れだした。道脇の雪の嵩は1mもない。津南に下るともっと少なくなる。ちなみに大雪の年の雪の嵩は2mに近いこともある。それから比べるとまだ半分も降っていないということに驚いた。この15日には怖いだの気分が悪くなる降りだとか挙句には死んじゃうのかななんて思っていたことが何だったのだろうかと思えるくらい津南の景色は平常そのものだ。先日の降り方がひどかったからというご婦人もいたけれどニコニコと営業をなさっていた。
 僕はその時、ピンと感じた。何を怖気付いているのだと。人と言うのはちょっとでも弱気になると砂糖菓子が崩れるように壊れていくものだと。ここに居るのならば強くならなければいけない。そりゃ分かっている。分かっちゃいるけど口説きたくなる時もあるだろう。心の幅も血管のように老廃物が詰まってクロットが出来るのだ。
 気温はー3℃、そんなに寒くはない。こんな一日だ。

2017/01/18(水) 天からの贈り物の一日だった
 一週間よく降り続きまして小生肝を冷やしました。ところが一転して今朝の晴れは何という輝きをもたらしたのでしょう。本当にうれしく気持ちが弾みました。雪国の人はみんなそうです。雪を雨を風を光をよく知っています。この太陽に励まされてまた頑張るのです。
 索道のロープの着雪が落ちる時間を見計らって対岸に渡ります。左岸側の半分には日が当たらないので凍ている。手袋につかず滑るのだ。おまけに今日の暖かさで雪が水っぽくなって歩きにくい。「和山口」駅舎の雪を落として1時間かけて仁成館まえにたどり着く。車はすっぽり雪にうずもれている。ここでまた1時間以上かけて雪を始末する。とても疲れる。雪の重みでワイパーが壊れる。それでも除雪の方が気を利かして車の脇の除雪をしていてくれた。これがなければまた1時間無駄な時間を使うことになった。
 福一さんとしみじみ話した「だんだん身体が動かなくなってきたらどこで暮らすのだろう。免許だって取り上げられちゃったら… 酒がうまくないわけだ」奥さんはあなたは東京に帰ればいいだろうがと言うが、「いい爺さんが好きなことばかりやっててさ、帰って来たら今時の人は迷惑に思うのじゃないかい?あの寅次郎が親戚だったら困りますよ。」すると福一さんは「痴呆老人にでもなるしかないよ」「本当になっちゃいけないよ。演技力を身に着けてなりきらなくては。しかし考えると本物でも偽物でも老人だけは本物だからな!」

2017/01/17(火) 今日も雪下ろしだった
 予報では昼から雪止むというのでシャツを着替えて準備万端。なかなか止まないので自主判断で屋根に上がってみる。昨日の雪が50cm、残したところとを目がけて落とし始める。今日は3時間かな一応全部落としてやった。僕のところの屋根の勾配は4寸と5寸の勾配なのだが高所恐怖症の僕はほとんど平にしてしまう。それだって大した違いはない。下ろしたということが大事なのだ。
 終えて家に入ると雪が山となって暗く沈んでいる。この雪をどうしたらいいのか悩む。水は寒さで水量が減るし、融かさなければならない雪は多すぎる。雪のやり場がなくなったのだ。
 津南の技術者は「これでほぼ終わりだ、明日以降は雨だぞ」と息巻くが彼の科学的判断にはデーターの分析も予想もない。彼は理科系なのだが年を取るとあのトランプカードのように感と期待だけで判断するようになるんだろう。
 明日は命がけで対岸に向かってみよう。晴れる予報なのだがさて…

2017/01/16(月) 降り止まず
 どうにかしないと、止むそぶりを見せない。この降りで自分の逃げ場がなくなった。何となく恐ろしいと感じ始めた。
 昨夜は諦めて都はるみを聴いていたのだけれど唄がこっちに伝わって来ない。 
 寝ているとふと目が覚める、3時だった。この雪を如何にするかと寝返りを打つ。下ろさなければ大変なことが起きそうだし初めて怖いと感じている。
 今朝は−9℃。寒さが増して雪は止まない。列車やバスも除雪が間に合わないようで和山までは来ない。僕の車も2mの雪の中で消えているのだろう。
 昼前に村の除雪隊が仁成館の屋根に上がった。それならばと僕も上がる。何かあったときには見てもらえるからだ。それから昼も取らずに4時間屋根の上にいる。向こうは4人、こっちは1人。きれいに落とす気なんかさらさらない。つぶれないようにしさえすれば余計な心配をしないで寝ていられるのだ。積雪は2m。50cmほど残して落とした。天気が落ち着けばもう一回上がってみる。毎度のことだが屋根に上がる前に線香を点けて安全を祈るのだが今日は4本も線香を立ててしまった。
 今、暮れてから風が強まりバタンバタンと木に降り積もった雪が落ちる。いい気持ではない。

2017/01/15(日) こりゃ珍しい降り方だ
 誰もきっと分からない。分かったところで何ともしようがない。
ここに今日僕がいて溜まった付けを払うことになったとしてもそれは僕だけの問題で降り来る大雪を恨んだってしょうがない。僕だけの問題なのだ。
 広島や京都、彦根に降る雪は20cmだとしても大雪だ。ここに2mの雪が積もったとしてもあ〜だこ〜だと同情してもらおうとしてはいけない。ここではこれで当たり前なのだし、第一慣れているじゃないか。
 駅伝を見て外に出てみる。積雪は1.7mはあった。スコップを刺してみるとそのまま地面に当たる。えっと思った。
 降り続く雪が何の変化もせずに積もっているのだ、片栗粉が1.7m積もったと思いなさい。索道のロープについた着雪を落としに向かったのだがいくら踏み固めたつもりでも体重をかけると30cmほどグイと沈む。こんな雪は本当に久しぶりだ。慣れているからとはいってもちょっと心配になった。明日、明後日まで続けば2.5mとなるかもしれない。嫌になっちゃうなというだけだ。いいことばかりではない。

2017/01/14(土) 大雪に振り込められる
 ひどいことになっています。何だか孤立しちゃいました。まっ、だからどうということも出来ませぬが。
 平時なら3時ころから除雪が始まり対岸には6時ころの到着になる。その音がガラガラと聞こえて、アオゲラが壁を突っつきに来る。起きだして朝を使って一日が始まる。
 このところの朝の静けさが何とも言えず深い。生き物の気配が一切感じられない。ここには僕のほか何者も存在していないような静けさなのだ。
 昨晩からの警報や予報で安閑とはしていられないのだけれどもどんどん降りくる大雪には何とも致しかねる。もっきりや守備隊としてはここのケモノと同じに奥深く洞窟にこもっているのが一番だ。
 飯山線も不通だという。バスも屋敷から先へは来れないという。
 昼になって外に出て池の周りと玄関前、川側の雪を片付ける。かんじきをはかなければ出来ない多さだった
 気温は−6℃、積雪は1・5mだ。

2017/01/13(金) 今夜あたり、都はるみかな!
 8時外気−3℃。20cmほどの積雪。ラジオから注意!注意!と大雪の予報出る。昼に村の有線放送で大雪警報が出たことを知る。今夜から明日昼にかけて70cmの雪が降るようだ。でも時折日差しもあるじゃないか。少し運動だとスノ−ダンプをもって雪を片付ける。家を一周するだけだ。少ない雪ですぐの終わる。軽い雪だった。
 今日までの積雪はようやく1m近くなったようだ。いつもなら2mは超えていて屋根にも5回は上っていると思うのだがそんな時は騒がないのに、今回は余程ニュースがないのだろうか。
 それでも今年は雪下ろし5回分は得をした。かんじきだってまだ履いていない。ニュースの大雪にも驚かない。大雪が降ったならば燗酒で都はるみを聴いてやろう。

2017/01/12(木) 雪来ず、万歳!
 目が覚めるとすぐに起きだす。そりゃそうだろう。冬将軍の上陸を前にして洞窟に隠れているわけにはいかない。斥候として恐る恐る玄関を開けてみる。攻撃はなかった。10cmほどの雪で機銃掃射ほどで、ゆるい降りだったようだ。
 南国宮崎の知人から「津南が大雪だということだが」という問い合わせには期待を裏切る報告をした。「いえ、雪は相変わらず少ないよ。0.5〜1mほどです。と伝えると驚いたようだが南国宮崎だって降らないという確証はないのですよと電話を切った。
 変なのだ、しばらくすると青空も眺められて気象衛星「ひまわり」は壊れたのだろうかと気になった。そんなことはいいけれども気をもんだ天気も悪さをしないようなので守備隊の体調と顔を見合わせた。
 津南の友人は昨夜「今回降らなければきっと10年は降らないだろう」と非科学的な予測を話した。しかし今朝は降っていない。地球上の環境が壊れて温暖化が予想以上に進んだということだ。ここに雪が降らないことは住人には歓迎されることだけれども果たしてそんな甘い話ではないだろうと降らない雪に喜びつつもっと大きな不安に包まれた。
 テレビからはスペードのA のようなトランプさんとよく似ている習近平さんが映し出されていた。これも温暖化と影響があるようだと守備隊の副体調とビールを飲んでやった!
 でもまだ明日に60cmとNHKは騒いでいる?

1月絵日記の続き


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