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2017/01/18(水)
天からの贈り物の一日だった
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一週間よく降り続きまして小生肝を冷やしました。ところが一転して今朝の晴れは何という輝きをもたらしたのでしょう。本当にうれしく気持ちが弾みました。雪国の人はみんなそうです。雪を雨を風を光をよく知っています。この太陽に励まされてまた頑張るのです。 索道のロープの着雪が落ちる時間を見計らって対岸に渡ります。左岸側の半分には日が当たらないので凍ている。手袋につかず滑るのだ。おまけに今日の暖かさで雪が水っぽくなって歩きにくい。「和山口」駅舎の雪を落として1時間かけて仁成館まえにたどり着く。車はすっぽり雪にうずもれている。ここでまた1時間以上かけて雪を始末する。とても疲れる。雪の重みでワイパーが壊れる。それでも除雪の方が気を利かして車の脇の除雪をしていてくれた。これがなければまた1時間無駄な時間を使うことになった。 福一さんとしみじみ話した「だんだん身体が動かなくなってきたらどこで暮らすのだろう。免許だって取り上げられちゃったら… 酒がうまくないわけだ」奥さんはあなたは東京に帰ればいいだろうがと言うが、「いい爺さんが好きなことばかりやっててさ、帰って来たら今時の人は迷惑に思うのじゃないかい?あの寅次郎が親戚だったら困りますよ。」すると福一さんは「痴呆老人にでもなるしかないよ」「本当になっちゃいけないよ。演技力を身に着けてなりきらなくては。しかし考えると本物でも偽物でも老人だけは本物だからな!」
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