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2016/05/28(土)
夜鳴く鳥の 悲しさは
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夜に鳥が鳴いている。変に思った。外に出てみるのだが鳴き声は遠ざかった。部屋に入って耳を澄ますとその声は聞こえてきた。きれいな声で右に左に飛びながら鳴く鳥は小さい鳥のようだった。もう一度外に出ると近くで(ピイヨーーピイ、ピイヨ〜ピイ)と聞こえてきた。ヨタカがどう鳴くのか分からないがそれとは違う小鳥の声で空は月もなく星がいっぱいだった。 調べてみるとヨタカはキヨキヨキヨキヨと鳴くらしい。しかし今聞こえてくるのはピイヨ〜ピイだ。山型の波紋のように鳴いている。昼によく聞く声のようにも感じる。 以前夕方に車のライトをかすめて飛ぶ比較的大きな鳥を見た。それはヨタカだろうと見当をつけたのだが鳴き声は違う。頭を打ったので少しいかれたのかと考えたが1時間ほどで鳥は何処かへと去った。 朝になってひとりのお客さんに聞いてみると彼も聞いたという。それならば僕の頭のせいではないと安心したのだけれど、鳥もたまには夜になくこともあるという記事を見つけた。浜千鳥という唄は夜鳴く鳥の悲しさはという歌詞である。どうも思い込みいっぱいの僕にとっては知らないことが多すぎるようにも感じた。 8時を過ぎたころあの鳥の鳴き声を聞いた。初めてである。どうも池の魚を視認したようである。 ヤマニンジンの白い花にウスバシロチョウがたくさん飛んでいる。糸トンボというのかそれも見つけた。外は忙しいことになっているようだ。
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